到達目標
4年生で網羅出来なかった初級文法のうち、受動態、接続法などの理解を深める。初級文法が終わったらニュースのドイツ語を視聴し、ドイツの子供たちが社会について学ぶツールを介してドイツ人、ドイツの社会についての理解を深められるようになることを目標とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 文法の知識に基づいて辞書を引き、適切な意味を見つける事ができる。 | 辞書は引くが、見出し語となるはずの語形を正しく導けず、語彙が発見できない。 | 辞書を引く意欲がない。 |
評価項目2 | 下調べの段階で歯ごたえのある文章としっかり格闘する熱意があり、予習で解決出来なかったことを授業での学習体験を、自力解決の体験とほぼ同じ質にまで高められる。 | 一応辞書は引くが、辞書上の意味でストップし、テキストでの意味ないように踏み込むところまで進めない。 | テキストとの格闘に意義を見出せない。 |
評価項目3 | 耳で聞き、目で見るニュースに食らいついていこうとする意欲がある。ジャーナリズムの表現に強い関心がある。 | ジャーナリズムの表現に、あまり意義を感じない。 | 社会への関心がほとんどゼロに近い。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
初級文法の残りを仕上げる。報道記事を講読する。平易な文学作品を講読する。
授業の進め方・方法:
文法説明、語彙説明をもとに文例の音読、和訳、さらに練習問題と進める。授業の最後に毎回、文法についての暗唱試験、初級文法が終わった後は授業で扱うテキストから、ある程度まとまった文の暗唱試験を実施する。
注意点:
・前期開講のクラスと後期開講のクラスがあるが、毎回の授業内容については前期のみ記す。後期開講のクラスも前期開講のクラスに準ずる。
・初級文法の段階では、予習は求めない。復習をしっかりやること。
・学修単位の授業なので、初級文法終了後はテキストの下調べをした上で授業に臨む事を求める。
・口頭での暗唱試験は1回2点満点とし、滞り無く言えれば2点、滞ったり、教員のヒント、手助けがあって出来た場合1点、ヒントがあっても出来なかった場合は0点。なお、口頭試験の結果に納得出来ない場合は何度でもやり直しを認める。
・期末試験2回分に 50%、暗唱試験に 20%、レポートに 10%、授業での 担当箇所の発表の評価に 20% を配分して最終評価とし、60% 以上を合格とする。
参考書:中島悠爾・平尾浩三・朝倉巧著:改訂版 必携ドイツ文法総まとめ.白水社
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
受動態 |
受け身の助動詞としてのwerdenを理解し、動作主をぶら下げる前置詞vonとdurchを覚える。状態受動の助動詞seinを覚え、また不定代名詞manを主語とする能動文がなぜ準受動表現として使われるのかを理解出来るようになる。
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2週 |
現在分詞と過去分詞 |
現在分詞と過去分詞の作り方、使い方に習熟し、第5文型一般の特徴を理解出来るようになる。
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3週 |
接続法の作り方 |
法が定形動詞を分類するカテゴリーであり、直説法、命令法、接続法の3種類あることを理解し、例えば過去形は定形動詞であることを知る。4年生で覚えたmöchteの人称変化をもとに、接続法I式、II式の作り方を理解出来るようになる。
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4週 |
接続法の用法整理 |
要求話法、間接引用、非現実話法の実際を観察し、英語の仮定法の復習を兼ねる。
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5週 |
ドイツ第2チャンネルZDFの若年層向けのニュース番組logo、あるいは通常ニュースheuteなどの視聴 |
授業前に文字起こししたテキストを下調べし、ネイティヴの模範的なドイツ語の発話の聞き取りにチャレンジする。ニュース原稿における接続法を用いた間接引用に慣れ、報道特有の表現を理解出来るようになる。
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6週 |
ドイツ第2チャンネルZDFの若年層向けのニュース番組logo、あるいは通常ニュースheuteなどの視聴 |
授業前に文字起こししたテキストを下調べし、ネイティヴの模範的なドイツ語の発話の聞き取りにチャレンジする。ニュース原稿における接続法を用いた間接引用に慣れ、報道特有の表現を理解出来るようになる。
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7週 |
ドイツ第2チャンネルZDFの若年層向けのニュース番組logo、あるいは通常ニュースheuteなどの視聴 |
授業前に文字起こししたテキストを下調べし、ネイティヴの模範的なドイツ語の発話の聞き取りにチャレンジする。ニュース原稿における接続法を用いた間接引用に慣れ、報道特有の表現を理解出来るようになる。
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8週 |
ドイツ第2チャンネルZDFの若年層向けのニュース番組logo、あるいは通常ニュースheuteなどの視聴 |
授業前に文字起こししたテキストを下調べし、ネイティヴの模範的なドイツ語の発話の聞き取りにチャレンジする。ニュース原稿における接続法を用いた間接引用に慣れ、報道特有の表現を理解出来るようになる。
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2ndQ |
9週 |
まとめと筆記試験 |
初級文法のおさらいと報道の文章の読み方についてのおさらいをし、習熟度の確認をする。
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10週 |
世紀末ウィーンの作家アルトゥール・シュニッツラーの『盲人のジェロニモとその兄』を講読する。 |
事前に下調べし、少し手強いテキストと格闘する経験を積む。下調べではたどり着けなかったところを授業で理解出来るようになる。
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11週 |
世紀末ウィーンの作家アルトゥール・シュニッツラーの『盲人のジェロニモとその兄』を講読する。 |
事前に下調べし、少し手強いテキストと格闘する経験を積む。下調べではたどり着けなかったところを授業で理解出来るようになる。
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12週 |
世紀末ウィーンの作家アルトゥール・シュニッツラーの『盲人のジェロニモとその兄』を講読する。 |
事前に下調べし、少し手強いテキストと格闘する経験を積む。下調べではたどり着けなかったところを授業で理解出来るようになる。
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13週 |
世紀末ウィーンの作家アルトゥール・シュニッツラーの『盲人のジェロニモとその兄』を講読する。 |
事前に下調べし、少し手強いテキストと格闘する経験を積む。下調べではたどり着けなかったところを授業で理解出来るようになる。
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14週 |
世紀末ウィーンの作家アルトゥール・シュニッツラーの『盲人のジェロニモとその兄』を講読する。 |
事前に下調べし、少し手強いテキストと格闘する経験を積む。下調べではたどり着けなかったところを授業で理解出来るようになる。
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15週 |
まとめと筆記試験 |
文学テキストの構成上の特徴のおさらいをし、習熟度を確認する。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 20 | 0 | 0 | 0 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 20 | 0 | 0 | 0 | 10 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |