ドイツ語(5年)

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 ドイツ語(5年)
科目番号 0035 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 _一般科目 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 松崎/川村 他著「携帯&スマホでドイツ語」郁文堂 及び授業で配布するプリント
担当教員 佐藤 伸浩

到達目標

4年生で網羅出来なかった初級文法のうち、比較表現、再帰動詞、再帰代名詞、受動態、接続法などの理解を深める。初級文法が終わったら、自ら辞書を引き、初歩の文字テキストの読解にチャレンジできることを目指す。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1文法の知識に基づいて辞書を引き、適切な意味を見つける事ができる。辞書は引くが、見出し語となるはずの語形を正しく導けず、語彙が発見できない。辞書を引く意欲がない。
評価項目2下調べの段階で歯ごたえのある文章としっかり格闘する熱意があり、予習で解決出来なかったことを授業での学習体験を、自力解決の体験とほぼ同じ質にまで高められる。一応辞書は引くが、辞書上の意味でストップし、テキストでの意味ないように踏み込むところまで進めない。テキストとの格闘に意義を見出せない。
評価項目3耳で聞く努力が出来、文字テキストに食らいついていこうとする意欲がある。文字テキストにあまり意義を感じない。文章への関心がほとんどゼロに近い。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
初級文法の残りを仕上げる。平易な文字テキストを講読する。
授業の進め方・方法:
文法説明、語彙説明をもとに文例の音読、和訳、さらに練習問題と進める。授業の最後に毎回、文法についての暗唱試験、初級文法が終わった後は授業で扱うテキストから、ある程度まとまった文の暗唱試験を実施する。
注意点:
・前期開講のクラスと後期開講のクラスがあるが、毎回の授業内容については前期のみ記す。後期開講のクラスも前期開講のクラスに準ずる。
・学修単位の授業なので、初級文法終了後はテキストの下調べをした上で授業に臨む事を求める。
・口頭での暗唱試験は1回2点満点とし、滞り無く言えれば2点、滞ったり、教員のヒント、手助けがあって出来た場合1点、ヒントがあっても出来なかった場合は0点。なお、口頭試験の結果に納得出来ない場合は何度でもやり直しを認める。
・期末試験2回分に 50%、暗唱試験に 20%、レポートに 10%、授業での 担当箇所の発表の評価に 20% を配分して最終評価とし、60% 以上を合格とする。
参考書:中島悠爾・平尾浩三・朝倉巧著:改訂版 必携ドイツ文法総まとめ.白水社

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 完了時制の復習 現在完了の用法が英語と異なる面があることを理解し、現在分詞、過去分詞の使い方等を確認する。
2週 形容詞、副詞の比較変化 原級、比較級の表現に習熟する。
3週 形容詞、副詞の比較変化 最上級表現に習熟する。
4週 再帰表現 再帰代名詞の格変化を覚える。再帰動詞の使い方が分かるようになる。
5週 受動態 受け身の助動詞としてのwerdenを理解し、動作主をぶら下げる前置詞vonとdurchを覚える。状態受動の助動詞seinを覚え、また不定代名詞manを主語とする能動文がなぜ準受動表現として使われるのかを理解出来るようになる。
6週 接続法の作り方 法が定形動詞を分類するカテゴリーであり、直説法、命令法、接続法の3種類あることを理解し、例えば過去形は定形動詞であることを知る。4年生で覚えたmöchteの人称変化をもとに、接続法I式、II式の作り方を理解出来るようになる。
7週 接続法の用法整理 要求話法、間接引用、非現実話法の実際を観察し、英語の仮定法の復習を兼ねる。
8週 まとめと中間試験 初級文法のおさらいをし、習熟度の確認をする。
2ndQ
9週 テキスト講読 事前に下調べし、少し手強いテキストと格闘する経験を積む。下調べではたどり着けなかったところを授業で理解出来るようになる。
10週 テキスト講読 事前に下調べし、少し手強いテキストと格闘する経験を積む。下調べではたどり着けなかったところを授業で理解出来るようになる。
11週 テキスト講読 事前に下調べし、少し手強いテキストと格闘する経験を積む。下調べではたどり着けなかったところを授業で理解出来るようになる。
12週 テキスト講読 事前に下調べし、少し手強いテキストと格闘する経験を積む。下調べではたどり着けなかったところを授業で理解出来るようになる。
13週 テキスト講読 事前に下調べし、少し手強いテキストと格闘する経験を積む。下調べではたどり着けなかったところを授業で理解出来るようになる。
14週 テキスト講読 事前に下調べし、少し手強いテキストと格闘する経験を積む。下調べではたどり着けなかったところを授業で理解出来るようになる。
15週 まとめと期末試験 テキストのおさらいをし、習熟度の確認をする。
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合702000010100
基礎的能力702000010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000