科学技術英語の英文解釈を主体とした、機械技術系の英文を読み理解する能力と、機械系技術分野での基本的な英語プレゼンテーション能力を養う。
概要:
科学技術英語の英文解釈を主眼として、高校程度の英語力から出発し、工学全般と機械工学の内容及び学術論文の概要を理解できる程度まで学習する。
授業の進め方・方法:
機械系技術英語に関連する英語で書かれた文章・説明文を読んで、その意味を理解した上で、使われている技術英単語と基本的な文法と文型を講義して、直訳から意訳までを主体とした英文解釈を学習する。授業内容は、第1部文法編、第2部基礎編、第3部実践編の構成とし、文法編と併行しながら第2部基礎編というカリキュラムで授業を進める。第3部実践編については,自学自習による課題レポート提出とする。
注意点:
講義時には、英語辞書を持参すること。
【評価方法・基準】
課題レポート40%,学年末試験60%で達成度を総合評価し、総合評価60点以上を合格とする。課題レポート及び試験のレベルは講義テキストの英文解釈問題と同程度とする。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 英語のつづりと音との関係を理解できる。 | 3 | |
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。 | 3 | |
英語の発音記号を見て、発音できる。 | 3 | |
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。 | 3 | |
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。 | 3 | |
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。 | 3 | |
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。 | 3 | |
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。 | 3 | |
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。 | 4 | |
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。 | 3 | |
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。 | 3 | |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 3 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 3 | |
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。 | 3 | |
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 3 | |
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。 | 3 | |
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 3 | |