到達目標
5年間で学んだ知識・技術・能力を総合的に発揮してテーマの課題解決に自主的に取り組み,説明能力、考察力や分析力を養う.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 自主的・計画的・継続的に課題解決に取り組むことができる. | 決められた時間に課題解決に取り組むことができる. | 課題解決に取り組むことができない. |
評価項目2 | 話し方、態度な研究内容をわかりやすく説明
でき,質疑応答に説得力を持って対応できる. | 話し方、態度などに配慮し研究内容をわかりやすく説明できる. | 研究内容を説明できない. |
評価項目3 | 内容や成果に新規性や有効性が認められ,かつ十分努力したことが認められる. | 内容や成果に十分努力したことが認められる. | 内容や成果に努力したことが認めらない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
卒業研究は,指導教員の指導の下に各学生に研究テーマが与えられ,学生は5年間で学んだ知識・技術・能力を総合的に発揮してテーマの課題解決に自主的に取り組む.この科目は,デザイン能力を養うこと,研究内容・成果の発表と卒業論文としてまとめる作業を通じて説明能力を養うこと,考察力や分析力を発揮して結果を論理的に説明する能力を養うことなどを目標としている.
授業の進め方・方法:
卒業研究の時間に1年間計画的に研究を進める.別途科目評価表に示した卒業研究評価に従って,評価する.
注意点:
指導教員にやらされるのではなく,自ら問題意識を持って,指導教員からアドバイスをもらいながら進められるよう心がけてほしい.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1.卒業研究テーマの選定とテーマ毎の説明 |
1.デザイン能力 1)研究ノート作成と活用ができる(解決すべき課題、従事日時、進捗状況の記述)
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2週 |
2.研究ノートの作成 研究実施内容や実施計画、実験データなどを 記録する習慣を身につける |
2)自主的・計画的・継続的に課題解決に取り組むことができる
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3週 |
3.研究実施計画の 作成 ・年間実施計画を作成し仕事の全体スケジュールを把握する。必要に応じてさらに詳細な計画を立てる |
3)課題解決のための発想力や装置・ソフトウェアなどを作成して実験力を発揮できる
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4週 |
4. 研究の遂行 ・基本的な研究遂行サイクル (アイディアの創出・調査、アイデアの実現、データ採取、データ評価・分析、考察、改善) に従って活動する。 2.研究発表能力 1)話し方、態度などに配慮し研究内容をわかりやすく説明する。また、質疑応答に説得力を持って対応する。 2)発表資料において図や式が適切に用いられ ている 3)客観的なデータ分析、考察、評価をする |
4)実験結果を、解析力・考察力を生かして論理的に説明できる
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5週 |
5.研究遂行の進捗 管理 ・実際の実施結果と実施計画を時々比較し仕事の進捗管理を行う。必要に応じて実施計画を修正する。 ・指導教員の指導の下に定期的に研究進捗報告を行い、課題点などを明らかにして研究ノートに記す |
2.研究発表能力 1)話し方、態度などに配慮し研究内容をわかりやすく説明 できる。また、質疑応答に説得力を持って対応できる
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6週 |
6. 研究内容・成果の要旨作成 ・研究内容・成果の要旨をA4版1ページにまとめる |
2)発表資料において図や式が適切に用いられ 内容の説明と理解に効果的である
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7週 |
7.研究内容・成果の 発表 ・図、表を含めた10分の発表資料にまとめて発表する |
3)客観的なデータ分析、考察、評価ができている
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8週 |
8.卒業論文の作成 研究内容・成果をA4版10~20ページ程度の論文 にまとめる。 論文の書き方の参考書を参考にする |
3.卒業論文 1)論文の基本構成ができており、誤字脱字がない
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2ndQ |
9週 |
*上記内容を指導教員と打ち合わせながら,計画的に1年間で進める |
2)論旨が論理的で分かりやすく,解析力や考察力に優れている
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10週 |
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3)内容や成果に新規性や有効性が認められ,あるいは十分努力したことが認められる
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11週 |
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*上記目標を,1年間かけて達成できるよう活動する
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 専門的能力の実質化 | PBL教育 | PBL教育 | 工学が関わっている数々の事象について、自らの専門知識を駆使して、情報を収集することができる。 | 4 | |
集められた情報をもとに、状況を適確に分析することができる。 | 4 | |
与えられた目標を達成するための解決方法を考えることができる。 | 4 | |
状況分析の結果、問題(課題)を明確化することができる。 | 4 | |
各種の発想法や計画立案手法を用いると、課題解決の際、効率的、合理的にプロジェクトを進めることができることを知っている。 | 4 | |
各種の発想法、計画立案手法を用い、より効率的、合理的にプロジェクトを進めることができる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 30 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 40 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 30 |