ネットワーク演習

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 ネットワーク演習
科目番号 0080 科目区分 専門 / 必修選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 _電気電子工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 教員作成の資料
担当教員 武市 義弘

到達目標

TCP/IP の階層モデルのネットワーク層におけるIP アドレス,サブネット,ルーティングに関する基礎知識後,ネットワーク設計とルータ機器による基礎設について説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1TCP/IPのネットワーク層のルーティングについて説明できる.TCP/IPのネットワーク層についての基礎を説明できる.TCP/IPのネットワーク層についての基礎を理解できない.
評価項目2ネットワーク設計の基礎・応用の設計ができる.ネットワーク設計の基礎・応用の説明できる.ネットワーク設計の基礎が理解できない.
評価項目3ルータ機器への応用設定ができる.ルータ機器への応用設定の説明ができる.ルータ機器への応用設定が理解できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
TCP/IP の階層モデルのネットワーク層におけるIP アドレス,サブネット,ルーティングに関する基礎知識を習得する.また,ネットワーク設計とルータ機器による設定演習を行うことでネットワークの基礎知識を理解習得する.
授業の進め方・方法:
後期中間試験40%,学年末試験40 %,レポート20 %で評価し,総合評価60 点以上を合格とする.定期試験問題のレベルは授業内容の基本的なことと同程度とする.
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ネットワーク層 TCP/IPのネットワーク層についての基礎を理解説明できる.
2週 IP アドレス,サブネットマスク,ルーティング IP アドレス,サブネットマスク,ネットワーク層のルーティングの基礎を理解説明できる
3週 ルーティング,経路アルゴリズム ルーティングプロトコルと経路アルゴリズムについて理解説明できる.
4週 NAT,トラブルシューティング NAT,トラブルシューティングの基礎
を理解説明できる.
5週 (前期中間試験)
6週 ネットワーク設計1 ネットワーク設計の基礎について理解説明できる。
7週 ネットワーク設計2 ネットワーク設計のサブネット化について理解説明できる。
8週 LANケーブ作成 LAN ケーブルの仕組みと製作が理解できる.
4thQ
9週 ネットワーク設計3 ネットワーク設計の応用が理解説明できる.
10週 ネットワーク設計のまとめ ネットワーク設計の基礎・応用が理解説明できる.
11週 ルータ機器の設定1 ルータ機器の基礎設定を理解説明できる.
12週 ルータ機器の設定2 ルータ機器の応用設定を理解説明できる.
13週 ルータ機器の設定演習1 ルータ機器への基礎設定を演習することができる.
14週 ルータ機器の設定演習2 ルータ機器への応用設定を演習することができる.
15週 (前期末試験)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
インターネットの仕組みを理解し、実践的に使用できる。3
情報セキュリティの必要性、様々な脅威の実態とその対策について理解できる。3
インターネットを用いた犯罪例などを知り、それに対する正しい対処法を実践できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力300000030
専門的能力500000050
分野横断的能力200000020