到達目標
各工学専門分野における情報セキュリティ対策の課題を指摘できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 自己の工学分野における特定のケースでの情報セキュリティの課題を指摘することができ、是正するための情報技術分野を特定することができる。 | 自己の工学分野における特定のケースでの情報セキュリティの課題を指摘することができる。 | 自己の工学分野における特定のケースでの情報セキュリティの課題を指摘することができない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
コンピュータセキュリティの知識およびクラウド利活用の技術を習得する。
授業の進め方・方法:
コンピュータセキュリティのeラーニング教材を中心に座学を併用して授業を進める。また、クラウド環境としてMicrosoft Azureを使用して、クラウドの基礎および機械学習の応用について学ぶ。
注意点:
BlacjBoardを使用したeラーニング及び試験を実施する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
導入教育教材 |
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2週 |
セキュリティの概要(1) |
情報セキュリティの用語や定義を知る セキュリティ事故の事例を知る
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3週 |
セキュリティの概要(1) |
攻撃の種類を知る (セキュリティ事故と結びつけて攻撃種類を知る)
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4週 |
コンピュータ基礎 |
コンピュータの5大機能と対応している装置とその特徴、またプログラム実行との関連を理解し説明できる コマンド、パス、拡張子を理解し説明できる
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5週 |
コンピュータ基礎(演習) |
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6週 |
ネットワーク基礎(1) |
OSI参照モデル、またはTCP/IPモデルを理解し説明できる 接続機器の種類を理解する MACアドレスを理解し、確認方法を知る 無線LANの注意点を理解する
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7週 |
ネットワーク基礎(1)(演習) |
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8週 |
ネットワーク基礎(2) |
IPアドレスの仕組みを理解する。ネットワークアドレスとホストアドレスについて説明できる IPコマンドを用いた、通信の確認ができる
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2ndQ |
9週 |
ネットワーク基礎(2)(演習) |
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10週 |
セキュリティ対策(1) |
代表的なセキュリティ技術を説明できる
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11週 |
セキュリティ対策(2) |
個人と組織の取り得るセキュリティ対策を説明できる
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12週 |
情報システムとサーバ、クラウド |
仮想化とクラウドの特徴を説明できる
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13週 |
クラウド演習(1) |
Microsoft Azureの使い方、機能概要
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14週 |
クラウド演習(2) |
機械学習ツールの使い方
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15週 |
クラウド演習(3) |
認識エンジンを使用したボットの作成
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
インターネットの仕組みを理解し、実践的に使用できる。 | 3 | |
情報セキュリティの必要性、様々な脅威の実態とその対策について理解できる。 | 3 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方について理解し、正しく実践できる。 | 3 | |
インターネットを用いた犯罪例などを知り、それに対する正しい対処法を実践できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |
専門的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |