到達目標
(1)環境科学を学習する基礎を学習し、人間活動と環境変化との関連性について説明出来る。
(2)環境科学の研究方法について説明できる。
(3)世界的な規模で起きている環境問題について、地球全体の問題として考察できる。
(4)放射性物質と放射線の影響について、基本的な事項について説明ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 環境科学の基礎を学習し、人間活動と環境変化との関連性について説明出来る。 | 環境科学の基礎を学習し、人間活動と環境変化についての用語を覚えられる。 | 環境科学の基礎を学習し、人間活動と環境変化との関連性について説明できない。 |
評価項目2 | エネルギー問題について学習し、原因と対処法について説明できる。 | エネルギー問題について学習し、原因と対処法についての用語を覚えられる。 | エネルギー問題について学習し、原因と対処法について説明できない。 |
評価項目3 | 環境科学の研究方法について説明できる。 | 環境科学の研究方法についての用語を覚えられる。 | 環境科学の研究方法について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
世界と日本のエネルギー事情、化石燃料使用によってもたらされた環境問題の深刻さ、新しいエネルギーの動向について学習する。また、環境科学の基礎や生活に関連した環境問題について学習する。局所的および地球規模の環境問題を総合的に学習する。
授業の進め方・方法:
学年末試験(70%)およびレポート (30%)により総合的に評価する。総合評価が60点以上を合格とする。
注意点:
本講義は、Blackboardを利用します。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
・環境の基礎 太陽系と地球、磁気圏・大気圏 |
地球の誕生や磁気圏、大気圏について説明できる。
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2週 |
水圏と海洋、地圏と地球内部 |
水の性質、循環について説明できる。
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3週 |
生物圏 |
ハピタブルゾーン(生存可能領域)を理解できる。
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4週 |
・人間・資源・経済 エネルギー問題と人間生活、人口増加問題 |
エネルギー問題を説明できる。
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5週 |
地球環境問題、エネルギー消費とエネルギー自給率 |
世界や日本のエネルギー消費、エネルギー自給率について理解できる。
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6週 |
資源量と長期展望 |
資源埋蔵量や可採年数について、説明できる。
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7週 |
水力・風力・潮汐力 水力発電、風力発電 |
水力発電や風力発電の発電方法やしくみを説明できる。
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8週 |
潮汐力発電 |
潮汐力発電の種類やしくみを説明できる。
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2ndQ |
9週 |
太陽熱・地熱 太陽熱利用 |
集光・集熱システムなどの太陽熱利用について理解できる。
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10週 |
地熱発電 |
地熱発電の必要条件やしくみを説明できる。
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11週 |
さまざまな発電方法 太陽光発電 |
半導体を用いた発電のしくみを説明できる。
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12週 |
バイオマス発電 |
木質チップ、エタノール、メタンガスを利用した発電方法を説明できる。
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13週 |
化学エネルギーと化石燃料 化学エネルギーとは |
燃焼と熱力学関数について理解できる。
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14週 |
石油燃料、化石燃料 |
石油の歴史やクリーンコール技術を理解できる。
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15週 |
核エネルギーと核燃料 |
原子力発電や放射線の基本的な事項を説明できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | 世界の歴史、交通・通信の発達から生じる地域間の経済、文化、政治、社会問題を理解し、技術者として、それぞれの国や地域の持続的発展を視野においた、経済的、社会的、環境的な進歩に貢献する資質を持ち、将来技術者の役割、責任と行動について考えることができる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 40 |
専門的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 30 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 30 |