機械工学概論

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 機械工学概論
科目番号 0234 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 _物質工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 機械工学のための力学、日本機械学会
担当教員 佐々木 裕之

到達目標

機械工学は機械要素と力学に大別される。力学の基礎を学びながら、それに係る機械要素を紹介する。このような機械に関する基礎的な知見を学び、応用できる力を養う

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1機械工学に係る力学を理解し、簡単な問題を8割以上の正解を求めることができる。 機械工学に係る力学を理解し、簡単な問題を6~7割解くことができる。左記に達しない
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
機械工学は機械要素と力学に大別される。力学の基礎を学びながら、それに係る機械要素を紹介する。
授業の進め方・方法:
座学を行う。適宜、練習問題の解法を解説する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 序論 力学の歴史、単位について説明することができる。
2週 力の表現 力のベクトル表現方法を理解し、計算することができる。
3週 力の合成と分解 力の合成と分解を理解し、計算することができる。
4週 モーメント モーメントを理解し、計算することができる。
5週 力とモーメントのつり合い 力とモーメントのつり合いを理解し、計算することができる。
6週 質点の運動学 質点の運動学を理解し、計算することができる。
7週 質点の動力学 質点の動力学を理解し、計算することができる。
8週 試験 講義の内容を理解し、ただしい解答を作成できる。
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野力学力は、大きさ、向き、作用する点によって表されることを理解し、適用できる。4
一点に作用する力の合成と分解を図で表現でき、合力と分力を計算できる。4
一点に作用する力のつりあい条件を説明できる。4
力のモーメントの意味を理解し、計算できる。4
偶力の意味を理解し、偶力のモーメントを計算できる。4
着力点が異なる力のつりあい条件を説明できる。4
重心の意味を理解し、平板および立体の重心位置を計算できる。4
速度の意味を理解し、等速直線運動における時間と変位の関係を説明できる。4
加速度の意味を理解し、等加速度運動における時間と速度・変位の関係を説明できる。4
運動の第一法則(慣性の法則)を説明できる。4
運動の第二法則を説明でき、力、質量および加速度の関係を運動方程式で表すことができる。4
運動の第三法則(作用反作用の法則)を説明できる。4
周速度、角速度、回転速度の意味を理解し、計算できる。4
向心加速度、向心力、遠心力の意味を理解し、計算できる。4
仕事の意味を理解し、計算できる。4
てこ、滑車、斜面などを用いる場合の仕事を説明できる。4
エネルギーの意味と種類、エネルギー保存の法則を説明できる。4
位置エネルギーと運動エネルギーを計算できる。4
動力の意味を理解し、計算できる。4
すべり摩擦の意味を理解し、摩擦力と摩擦係数の関係を説明できる。4
剛体の回転運動を運動方程式で表すことができる。2
平板および立体の慣性モーメントを計算できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90001000100
基礎的能力90001000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000