国際政治

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 国際政治
科目番号 0006 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 _5年共通選択科目 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 参考書 村田晃嗣,君塚直隆,石川卓,栗栖薫子,秋山信将/著(2015)『国際政治学をつかむ[新版]』有斐閣 
担当教員 薄葉 祐子

到達目標

国際政治の動向と課題と課題を理解し、課題が社会や個人に与える影響を推測することができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1国際政治の動向を説明できる国際政治の動向を理解する国際政治の動向を理解できない
評価項目2国際政治の課題を説明できる国際政治の課題を理解する国際政治の課題を理解できない
評価項目3国際政治の課題が社会や個人に与える影響を説明できる国際政治の課題が社会や個人に与える影響を理解する国際政治の課題が社会や個人に与える影響を理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第二次世界大戦以降の国際政治の動向と課題を概観。
授業の進め方・方法:
座学・講義形式。第二次世界大戦以降の国際政治の動向を主対象とし、担当教員が当時の国内外の政治・経済・思想の特徴を、黒板に要点をまとめながら説明する。
注意点:
少なくとも板書事項は記録しておき、各自で授業内容を再整理できるようつとめる。“総合評価”は、試験40%、レポート50%、授業への取り組み姿勢10%の割合で定める。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、国際政治とは、国際政治の歩み 国際政治の歴史的な変遷を理解する
2週 国際政治の見方 国際政治を学ぶ上での基礎的な理論を理解する
3週 国際社会問題を考える 国際社会における安全保障、人権、環境問題、グローバリゼーション、開発援助に関する問題を列挙することができる
4週 国際政治の課題(1)安全保障① 核拡散の危険性に直面する国際社会の取り組みを理解する
5週 国際政治の課題(1)安全保障① まとめ レポート提出
テーマ)核拡散の危険性に直面する国際社会の取り組み
6週 国際政治の課題(1)安全保障② 「新しい戦争」への国際社会の対応を理解する
7週 国際政治の課題(1)安全保障② まとめ レポート提出
テーマ)「新しい戦争」への国際社会の対応
8週 国際政治の課題(2)人権 人権や民主主義を確保するために世界各国で導入されている制度や政策を理解する
2ndQ
9週 国際政治の課題(2)人権 まとめ レポート提出
テーマ)人権や民主主義を確保するための制度や政策
10週 国際政治の課題(3)環境問題 地球環境問題への国際的な取り組みを理解する
11週 国際政治の課題(3)環境問題 まとめ レポート提出
テーマ)地球環境問題への国際的な取り組み
12週 国際経済(1)グローバリゼーション グローバリゼーションの進展が、国家や個人に与える影響を理解する
13週 国際経済(1)グローバリゼーション まとめ レポート提出
テーマ)グローバリゼーションの進展が与える影響
14週 国際経済(2)開発援助 開発援助の役割と国際援助機関の活動の成果と問題点を理解する
15週 まとめと試験
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3
公民的分野人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。3
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合400010050100
基礎的能力2000002545
専門的能力0000000
分野横断的能力20001002555