国際政治

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 国際政治
科目番号 0205 科目区分 一般 / 選択必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 _5年共通選択科目 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 参考書 村田晃嗣,君塚直隆,石川卓,栗栖薫子,秋山信将/著(2015)『国際政治学をつかむ[新版]』有斐閣 
担当教員 薄葉 祐子

到達目標

国際政治の動向と課題と課題を理解し、課題が社会や個人に与える影響を推測することができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1国際政治の動向を説明できる国際政治の動向を理解する国際政治の動向を理解できない
評価項目2国際政治の課題を説明できる国際政治の課題を理解する国際政治の課題を理解できない
評価項目3国際政治の課題が社会や個人に与える影響を説明できる国際政治の課題が社会や個人に与える影響を理解する国際政治の課題が社会や個人に与える影響を理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第二次世界大戦以降の国際政治の動向と課題を概観。
授業の進め方・方法:
座学・講義形式。第二次世界大戦以降の国際政治の動向を主対象とし、担当教員が当時の国内外の政治・経済・思想の特徴を、黒板に要点をまとめながら説明する。
注意点:
少なくとも板書事項は記録しておき、各自で授業内容を再整理できるようつとめる。“総合評価”は、試験40%、レポート50%、授業への取り組み姿勢10%の割合で定める。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、国際政治とは、国際政治の歩み 国際政治の歴史的な変遷を理解する
2週 国際政治の見方 国際政治を学ぶ上での基礎的な理論を理解する
3週 国際社会問題を考える 国際社会における安全保障、人権、環境問題、グローバリゼーション、開発援助に関する問題を列挙することができる
4週 国際政治の課題(1)安全保障① 核拡散の危険性に直面する国際社会の取り組みを理解する
5週 国際政治の課題(1)安全保障① まとめ レポート提出
テーマ)核拡散の危険性に直面する国際社会の取り組み
6週 国際政治の課題(1)安全保障② 「新しい戦争」への国際社会の対応を理解する
7週 国際政治の課題(1)安全保障② まとめ レポート提出
テーマ)「新しい戦争」への国際社会の対応
8週 国際政治の課題(2)人権 人権や民主主義を確保するために世界各国で導入されている制度や政策を理解する
2ndQ
9週 国際政治の課題(2)人権 まとめ レポート提出
テーマ)人権や民主主義を確保するための制度や政策
10週 国際政治の課題(3)環境問題 地球環境問題への国際的な取り組みを理解する
11週 国際政治の課題(3)環境問題 まとめ レポート提出
テーマ)地球環境問題への国際的な取り組み
12週 国際経済(1)グローバリゼーション グローバリゼーションの進展が、国家や個人に与える影響を理解する
13週 国際経済(1)グローバリゼーション まとめ レポート提出
テーマ)グローバリゼーションの進展が与える影響
14週 国際経済(2)開発援助 開発援助の役割と国際援助機関の活動の成果と問題点を理解する
15週 まとめと試験
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地歴産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。3
人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。3
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。3
日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。3
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。3
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。3
公民哲学者の思想に触れ、人間とはどのような存在と考えられてきたかについて理解できる。3
諸思想や諸宗教において、自分が人としていかに生きるべきと考えられてきたかについて理解できる。3
諸思想や諸宗教において、好ましい社会と人間のかかわり方についてどのように考えられてきたかを理解できる。3
民主政治の基本的原理、日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できる。3
資本主義経済の特質や財政・金融などの機能、経済面での政府の役割について理解できる。3
現代社会の政治的・経済的諸課題、および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解できる。3
地歴・公民現代科学の考え方や科学技術の特質、科学技術が社会や自然環境に与える影響について理解できる。3
社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。3
今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。3
環境問題、資源・エネルギー問題、南北問題、人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について理解できる。3
国際平和・国際協力の推進、地球的諸課題の解決に向けた現在までの取り組みついて理解できる。3
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解世界の歴史、交通・通信の発達から生じる地域間の経済、文化、政治、社会問題を理解し、技術者として、それぞれの国や地域の持続的発展を視野においた、経済的、社会的、環境的な進歩に貢献する資質を持ち、将来技術者の役割、責任と行動について考えることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合400010050100
基礎的能力2000002545
専門的能力0000000
分野横断的能力20001002555