科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 地理
科目番号 0001 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 _創造工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 片平博文ほか(2017)新詳地理B,帝国書院.帝国書院編集部編(2017)新詳高等地図,帝国書院.
担当教員 澤 祥

到達目標

世界の人々の暮らしは地域ごとの特徴を持ち,これが自然と人間生活の係わり合いから生まれることを理解できる.「なぜ,その場所に,その様にそのものがなければならないか」を地理学的に考えられるようになる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1分布をもとに地理的思考ができる授業内容の基本的事項を理解できる授業内容の基本的事項を理解できない
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
世界の諸地域の自然と社会(人間生活)を,地名・事項の暗記ではなく,「なぜ,その場所に,その様にそのものがなければならないか」を考えながら説明・考察する.
授業の進め方・方法:
教員と学生の発問・回答による双方向型授業によって実施する.
注意点:
教員の説明・発問をよく聞くことがポイントである.板書事項だけでなく,教員が話しただけの内容もノートできるようになることを望む.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 地域による生活の違いを考える 地理的な考え方を理解できる
2週 生活舞台としての地球 地球の構成が理解できる
3週 緯度経度 緯度経度の原理を理解できる
4週 時差 時差を理解し時差の操作ができる
5週 地形 地形形成の原理を理解できる
6週 気候とはなにか 気候の意味が理解できる
7週 気候要素 機構三要素:気温・降水量・風に基本を理解できる
8週 気候因子1 気候要素が場所によって変化する理由を理解できる
2ndQ
9週 気候因子2 気候要素が場所によって変化する理由を理解できる
10週 ケッペンの気候区分1 ケッペンの気候区分の原理を理解できる
11週 ケッペンの気候区分2 ケッペンの気候区分の原理を理解できる
12週 ケッペンの気候区分3 ケッペンの気候区分の原理を理解できる
13週 世界の気候と人間生活1 ケッペンの13の気候型を理解できる
14週 世界の気候と人間生活2 ケッペンの13の気候型を理解できる
15週 世界の気候と人間生活3 ケッペンの13の気候型を理解できる
16週
後期
3rdQ
1週 地球環境問題 地球環境問題の基礎を理解できる
2週 人種と民族 世界の人種民族紛争の原因を理解できる
3週 民族と国家 民族と国家の関係を理解できる
4週 ヨーロッパ1 EUの基本的な事項を理解できる
5週 ヨーロッパ2 EUの基本的な事項を理解できる
6週 ヨーロッパ3 EUの基本的な事項を理解できる
7週 ヨーロッパ4 EUの基本的な事項を理解できる
8週 アメリカ1 新大陸アメリカの意味を理解できる
4thQ
9週 アメリカ2 アメリカ合衆国の誕生を理解できる
10週 アメリカ3 アメリカの人種民族問題を理解できる
11週 アメリカ4 多文化主義の国アメリカ合衆国を理解できる
12週 中国1 中国の現状を理解できる
13週 中国2 中国の現状を理解できる
14週 韓国・北朝鮮とロシア 隣国の概要を理解できる
15週 ASEAN ASEANの基本的事項を理解できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地歴産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。3
人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。3
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。3
日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。3
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。3
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。3
地歴・公民現代科学の考え方や科学技術の特質、科学技術が社会や自然環境に与える影響について理解できる。3
社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。3
今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。3
環境問題、資源・エネルギー問題、南北問題、人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について理解できる。3
国際平和・国際協力の推進、地球的諸課題の解決に向けた現在までの取り組みついて理解できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合702001000100
基礎的能力702001000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000