国語Ⅱ

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 国語Ⅱ
科目番号 0051 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 _創造工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 三省堂『精選現代文B』、準拠『学習課題ノート』、大修館『国語総合 古典編』、第一学習社『新訂総合国語便覧』
担当教員 森木 三穂

到達目標

1.文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。
2.代表的な古文・漢文について、作品の意義について意見を述べることができる。また、それらを通して、異文化に理解を示す姿勢をとることができる。
3.他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言できる。また、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。また自己のありように照らし合わ せて、世界との関連性を見出すことができる。文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。文章を客観的に理解 し、人間・社会・自然などについて考えることができる。
評価項目2代表的な古文・漢文について、日本文学史および中国文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。また、それらを通して、異文化に理解を示す姿勢をとることができる。代表的な古文・漢文について、日本文学史および中国文学史における位置を理解 し、作品の意義について意見を述べることができる。 また、それらに親しもうと することができる。代表的な古文・漢文 について、日本文学 史および中国文学史 における位置を理解 し、作品の意義につ いて意見を述べるこ とができる。
評価項目3他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言できる。また、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に 助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めることができる。他者の口頭によるも のを含む表現につい て、客観的に評価す るとともに建設的に 助言できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
他者とのコミュニケーションの基本となる日本語能力の、総合的な向上を目指す。具体的には情報を正確に受け取り(読む・聞く)、また情報を正確に伝える(書く・話す) 技術を磨く。そして、日本語が日本文化の一翼を担ってきたことへの理解を深める。課題提出・小テストは目標達成のため、適宜行う予定である。国語辞典は各自用意すること。
授業の進め方・方法:
基本的に講義形式で進める。またグループワークを中心とした演習形式の授業もある。
注意点:
授業はあらかじめ、予習をしてから臨むこと。ノートは必ずとること。なお、国語辞典(紙媒体・中学校で使用したものも可)は各自用意すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・課題について 1年間の授業の流れを理解し、受講する姿勢を身につけることができる。
2週 随想「最初のペンギン」 筆者の意見を読み取り、独自の意見を持ち発表することができる。
3週 随想「わかりやすいはわかりにくい?」 同上
4週 小説(1)「山月記」 登場人物の状況や心情を読み取り、想像することができる。
5週 小説(1)「山月記」 同上
6週 評論(1)「ミロのヴィーナス」 論理の構成や展開を把握し、論旨を客観的に理解し、独自の意見を持つことができる。
7週 評論(1)「恐怖とは何か」 同上
8週 批評のまなざし「「選べる社会」の難しさ」 同上
2ndQ
9週 古典①「源氏物語」 古典読解を通して古典文学に親しみ、昔と今を比較し学ぶことができる。
10週 古典②「源氏物語」 同上
11週 古典③「曽根崎心中」 同上
12週 古典④「小倉百人一首」 同上
13週 発表準備 プレゼンテーション発表を通して、「伝える力」を身につけることができる。
14週 発表① 同上
15週 発表② 同上
16週
後期
3rdQ
1週 評論(2)「メディアと歴史」 論理の構成や展開を把握し、論旨を客観的に理解し、独自の意見を持つことができる。
2週 評論(2)「コンクリートの時代」 同上
3週 小説(3)「こころ」 登場人物の状況や心情を読み取り、想像することができる。
4週 小説(3)「こころ」 同上
5週 小説(3)「こころ」 同上
6週 詩歌 日本の詩歌を学び、リズムや言葉の面白さを学ぶことができる。
7週 短歌 同上
8週 評論(3)「戦争の〈不可能性〉」 論理の構成や展開を把握し、論旨を客観的に理解し、独自の意見を持つことができる。
4thQ
9週 評論(3)「「である」ことと「する」こと」
同上
10週 批評のまなざし「空白の意味」 同上
11週 古典⑤「徒然草」 古典読解を通して古典文学に親しみ、昔と今を比較し学ぶことができる。
12週 古典⑥「平家物語」 同上
13週 古典⑦「奥の細道」 同上
14週 古典⑧「古代の史話」(漢文) 同上
15週 まとめ 年間の総まとめをし、自身の取り組みを振り返ることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合5030010010100
基礎的能力503010010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000