到達目標
これまでの技術革新や経営手法を理解し、企業及び技術者の社会的責任について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 歴史上の大きな技術革新を詳細に説明できる。 | 歴史上の大きな技術革新の概要を説明できる。 | 歴史上の大きな技術革新の概要を説明できない。 |
評価項目2 | 企業の経営手法の数例を説明できる。 | 企業の経営手法の代表例を説明できる。 | 企業の経営手法の代表例を説明できない。 |
評価項目3 | 企業の社会的責任について、これまでの事件をもとに説明できる。 | 企業の社会的責任についてその概要を説明できる。 | 企業の社会的責任について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
経営学の観点から社会思想史を考察する.一般に社会システムは変化を嫌うが,新しいテクノロジーは大きく社会を変え思想にも大きな影響を与えてきた.ここでは,その歴史を学ぶとともに,個人と社会をつなぐ組織の変遷についても理解を深める.
授業の進め方・方法:
課題レポート3回で90 %,授業への取組み状況10 %で総合評価する.60点以上を合格とする.
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
1.技術と社会 1)科学技術とは何か. 1 技術を取り巻く思想の理解 2 イノベーションとは何か 3 市場と社会 |
1.スノーの「技術と文化」,ギボンズの「現代社会の知の創造」,ブライアン・アーサーの「テクノロジーとイノベーション」が理解できる.
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2週 |
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3週 |
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2.シュムペーター理論と思想が理解できる.
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4週 |
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5週 |
2)技術と社会を考える. 1 ルネッサンス,産業革命,戦争史と科学技術 2 イノベーション概論と具体例 (蒸気機関車,自動車,IT,スマートフォン) |
3.アダム・スミスの思想について理解できる.
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6週 |
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4.シュムペーター以降のイノベーション理論が理解できる.
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7週 |
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5.歴史上の大きなイノベーション技術と社会への影響が理解できる.
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8週 |
2.組織と管理 1)組織の合理的側面 1 生産効率を上げる管理手法の変遷 2)組織の自然システム重視側面 |
6.テイラーの科学的管理手法,品質管理,トヨタ方式 が理解できる.
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4thQ |
9週 |
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7.人間や関係性を重視する経営手法が理解でき合理的経営手法との違いについて理解できる.
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10週 |
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11週 |
3.組織と個人 1)第2次世界大戦以降の日本産業史 2)日本産業社会を支えた技術者たち 3)企業が引き起こした問題と社会的責任について |
8.企業の社会的責任および技術者と企業および社会 に対する責任について理解できる.
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 90 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 90 | 100 |