日本学特論

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 日本学特論
科目番号 0009 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科一般科目・共通専門科目 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 必要に応じてプリントを配布する。Teams上で資料を共有する場合もある。
担当教員 森木 三穂

到達目標

日本という国を文化と文学の側面から学び、私たちの生きる社会を理解することを目標とする。そして、国際化する社会の中で自らのアイデンティティを確立し、日本人としての誇りを持って社会で活躍するための教養を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
論理の構成を理解し、要約する力論理的な文章を読み、論旨を理解し、要約することができる。論理的な文章を読み、論旨を理解し、平易な言葉で説明できる。論理的な文章を読み、論旨を理解できず、説明することができない。
自分の見解を説明する力様々な文献を読み、内容を整理し、自分自身の見解を客観的な視点で説明することができる。様々な文献を読み、内容を整理し、自分自身の考えを持つことができる。様々な文献を読み、内容の整理ができず、意見を持つことができない。
情報を収集し、適切に活用する力必要な情報を収集し、適切に扱うことができる。必要な情報を収集し、活用することができる。必要な情報を収集できず、扱うことができない。

学科の到達目標項目との関係

①広い視野を持ち、多様な価値観を理解できる能力   説明 閉じる

教育方法等

概要:
テーマ:五感で学ぶ日本文化史
平安王朝時代を中心に、香・食・植物・衣の視点から日本という国を見つめる。香は香道、食は菓子、植物は歳時記、衣は有職装束を中心に扱う。それぞれに関する文献や古典文学作品の読解を通して日本の姿やその変遷を学ぶ。また、練香制作体験、和菓子のアイディアコンテストなどを通して日本文化を体験しながら実践的に学び、日本古来の文化風習に対する理解を深める。
授業の進め方・方法:
対面での講義形式。内容によっては発表を課す。
授業で使用する資料等は授業時に配布、またはTeamsにて提示する。
再試験は実施しない。
注意点:

事前・事後学習、オフィスアワー

オフィスアワー:いつでも可、ただしTeams等で事前にアポイントを取ることを推奨する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 授業の流れを理解することができる。また、現代の日常生活に影響する日本古来の文化に意識を向けることができる。
2週 【香】
香道の歴史Ⅰ
香道が日本に流入した流れを理解し、説明することができる。
3週 【香】
文学と香Ⅰ
古典文学に描かれた香りを読み、内容を理解し、説明することができる。
4週 【香】
文学と香Ⅱ
古典文学に描かれた香りを読み、内容を理解し、説明することができる。
5週 【体験】
練香制作
練香を実際に制作し、香道に触れ、理解することができる。
6週 【植物】
日本の歳時記
日本の歳時記を学び、季節ごとの表現や風物詩について説明することができる。
7週 【植物】
文学と植物
古典文学に描かれた植物を読み、内容を理解し、説明することができる。
8週 【食】
菓子の歴史
日本における菓子の歴史を理解し、説明することができる。
4thQ
9週 【食】
文学と食
古典文学に描かれた食を読み、内容を理解し、説明することができる。
10週 【体験】
和菓子創作
古典文学から着想を得た和菓子創作アイディアコンテストを実施し、自らの考えを表現することができる。
11週 【衣】
有職装束
日本の有職装束について学び、内容を理解し、説明することができる。
12週 【衣】
文学と衣
古典文学に描かれた衣の表現を読み、内容を理解し、説明することができる。
13週 発表準備 自らテーマを設定し、探究し、発表する準備を行う。
14週 発表Ⅰ 講義を通して自ら探求テーマを設定し、その結果を発表することができる。
15週 発表Ⅱ 講義を通して自ら探求テーマを設定し、その結果を発表することができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。4
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。4
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。4
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。4
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。4
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。4
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。4
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。4
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。4
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。4
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。4
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。4
社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。4
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。4
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3
公民的分野人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。4

評価割合

レポート発表提出物合計
総合評価割合404020000100
基礎的能力404020000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000