到達目標
1.自ら情報を集め、分析出来るようになる。
2.集めた情報から、問題や課題を見つけ出すことが出来るようになる。
3.チームの中で、問題や課題を解決するための手法を考え、実行することが出来る。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | チームで協働して情報の収集と分析が出来る | 適切な情報を集め、分類と分析が出来る | 集めた情報が適切ではない。または、情報を集めることが出来ない |
評価項目2 | チームで討議し、適切な問題や課題を見つけ出すことが出来る | 適切な問題や課題を見つけ出すことが出来る | 情報の整理や分析ができず、問題点や課題を探し出すことが出来ない |
評価項目3 | チームの役割分担を構築し、課題解決に参加し、実行できる | 課題解決のためにチームを作って考え、実行できる | チームに参加できず、解決策を見出すことが出来ない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この講義では、エンジニアリングデザインに関する能力を向上させることを目的とする。社会の要求を解決するために、これまでに学んできた基礎専門知識を活かし、必ずしも正解のない問題に取り組み、実現可能な答えを見つけ出していく能力を身に付ける。
授業の進め方・方法:
最初に「ファシリテーション」について解説した後、トレーニングを通してその手法を身につける。その後、身近な課題を抽出し、その解決にチームで取り組む。最後は、各取組について発表し、互いの成果を参考にする。
ボランティアを兼ねたティーチング・アシスタント(TA)を3回分行って、コミュニケーション能力の育成を図る。
注意点:
各個人の積極的な参加の姿勢が必要となる。
トレーニングが重要なので、欠席しない様にすること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
授業説明とファシリテーションの準備 |
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2週 |
ファシリテーション・トレーニング1 |
自らの意見を正しく伝えることができる。
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3週 |
ファシリテーション・トレーニング2 |
相手の意見を理解することができる。
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4週 |
ファシリテーション・トレーニング3 |
自己の主張と他者の主張を比較検討できる。
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5週 |
ある課題に対する解決案を考える1 |
社会の要求を見つけ出すことができる。 情報を集め、課題を解決するための設計ができる。
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6週 |
ある課題に対する解決案を考える2 |
改良に必要な情報を収集することができる。
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7週 |
モノづくりコンテスト1 |
課題に対して安全性や経済性の面も考慮することができる。
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8週 |
モノづくりコンテスト2 |
自らのアイデアを客観的に観察し、改良や変更を加えることができる。
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4thQ |
9週 |
モノづくりコンテスト3 |
他者とのデザインの比較検討が出来る。
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10週 |
成果発表会準備 |
内容をまとめることができる。
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11週 |
成果発表会 |
自らの考えを具体化する力を身につけている。
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12週 |
まとめ・アンケート |
口頭発表によって、考えを伝えることが出来る。
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13週 |
訪問実験等でのティーチングアシスタント(TA)1 |
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14週 |
訪問実験等でのティーチングアシスタント(TA)2 |
実験等の内容を理解して、分かりやすく説明できる。
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15週 |
訪問実験等でのティーチングアシスタント(TA)3 |
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 20 | 0 | 15 | 0 | 65 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 5 | 0 | 5 | 0 | 20 | 30 |
専門的能力 | 0 | 10 | 0 | 5 | 0 | 35 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 5 | 0 | 5 | 0 | 10 | 20 |