総合実践英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 総合実践英語Ⅱ
科目番号 0010 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科一般科目・共通専門科目 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 使用する教材・資料は適宜提示する。
担当教員 酒井 啓史

到達目標

本授業は(エッセイではなく)英語論文の英語力向上を主目的とした授業である。そのため、英語論文を輪読形式(事前に指示した担当箇所の日本語訳と内容を発表すること)で読み進めながら、英語論文特有の文法・表現を押さえ、同時に英文abstractの書き方も押さえていく。最終的にはそれらをベースに、自身の卒業研究の英文abstractで書けるようにする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 論文英語特有の文法・表現及び論の流れを身につけ、英語論文の内容を把握する。論文英語特有の文法・表現及び論の流れを身につけ、平易な論文なら確実に内容把握ができる。論文英語特有の文法・表現及び論の流れを身につけ、平易な論文ならある程度内容把握ができる。論文英語特有の文法・表現及び論の流れを身につけることができず、英語論文の内容把握もできない。
評価項目2 論文英語特有の文法・表現及び論の流れを身につけ、自身の卒業研究の英文abstractを書けるようになる。論文英語特有の文法・表現及び論の流れを身につけ、自身の卒業研究のabstractを適切な英語で書くことができる。論文英語特有の文法・表現及び論の流れを身につけ、自身の卒業研究のabstractをある程度適切な英語で書くことができる。論文英語特有の文法・表現及び論の流れを身につけ、自身の卒業研究のabstractを適切な英語で書くことができない。

学科の到達目標項目との関係

④英語力を含めたコミュニケーション力 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本授業は英語論文の英語力向上を目指した授業である。したがって、本授業では英語論文を輪読形式(事前に指示した担当箇所の日本語訳と内容を発表すること)で読み進めながら、平易な英語論文であれば内容把握できることを目指す。また、論文中に出てきた英語論文特有の文法・表現、論の流れを押さえつつ、英文abstractを書く上での土台作りをする。最終的には卒業研究の英文abstractを適切な英語で書くことができるようになることを目指す。
授業の進め方・方法:
論文を読み、英文abstractの書き方を学んでいく前提として、基礎的な英語力(文法・語彙・構文等)は必須である。したがって、授業ではTOEICを題材に英語の基礎知識を確認しながら、進めていく。その上で、全授業のうち前半は、英語論文を輪読形式(事前に指示した担当箇所の日本語訳と内容を発表すること)で読み進め、英語論文特有の文法・表現や内容、論の流れについての解説を行う。これらをベースに、後半の授業では実際に英文エッセイを書くことでパラグラフ・ライティングの基礎を学ぶことからスタートし、最終的には英文abstractを書けることを目指す。書いたものは板書での添削や相互の批評を通じ、書くときの思考法を体得していく。
注意点:
分からないことはできるだけ後に残さないことが大切である。授業で聞き逃したことは、遠慮なく尋ねること。なお、以下の授業計画はあくまで予定のため、実際に授業を進めていく中で変更することもある。なお、再試験は行わない。また、提出課題において生成AI使用の可能性が高いと判断せざるを得ない場合は、その課題には点数を与えない(生成AI使用をチェックする判定ツール等を用いて総合的に判断する)。

事前・事後学習、オフィスアワー

全授業回を通じ、英語の基礎知識をTOEICの問題を通じて確認を行う。その上で、全授業のうち前半の授業は英語論文を輪読形式(事前に指示した担当箇所の日本語訳と内容を発表すること)で進める。したがって、担当者は担当箇所に関しての日本語訳と内容を発表できるように十分準備すること(評価全体の30%)。また、担当者ではない人も、授業で進む範囲に関しては事前に精読してくること。後半の授業は前期の授業で習得したエッセイ・ライティングから始まり、英文abstractの書き方に進んでいき、実際に書いてもらう(評価全体の70%)。オフィスアワーは平日の放課後とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 読み進める英語論文の決定
輪読の担当箇所の決定
2週 英語論文輪読 英語論文の内容を把握し、英語論文特有の文法・表現及び論の流れを押さえる。
3週 英語論文輪読 英語論文の内容を把握し、英語論文特有の文法・表現及び論の流れを押さえる。
4週 英語論文輪読 英語論文の内容を把握し、英語論文特有の文法・表現及び論の流れを押さえる。
5週 英語論文輪読 英語論文の内容を把握し、英語論文特有の文法・表現及び論の流れを押さえる。
6週 英語論文輪読 英語論文の内容を把握し、英語論文特有の文法・表現及び論の流れを押さえる。
7週 英語論文輪読 英語論文の内容を把握し、英語論文特有の文法・表現及び論の流れを押さえる。
8週 英文エッセイライティング 輪読した英語論文に対して、前期で習得したエッセイライティングの方法を復習しつつ、英文エッセイを書く。
4thQ
9週 英文エッセイ添削 自身が書いた英文エッセイが板書(あるいはパワポ)で添削されるところを見ながら、英文エッセイを書く際の思考法を学ぶ。
10週 英文abstract書き方レクチャー・輪読英語論文の英文abstractライティング 英文abstractの書き方を学んだ上で、輪読した英語論文の英文abstractを実際に書いてみる。
11週 輪読英語論文の英文abstract添削
自身が書いた英文abstractが板書(あるいはパワポ)で添削されるところを見ながら、英文abstractを書く際の思考法を学ぶ。
12週 自身の研究に関する英文abstract作成 自身の研究内容を整理した上で、abstractを作成する。
13週 自身の研究に関する英文abstract批評会
自身の研究に関する英文abstractをクラス全員で批評をし合って、ブラッシュアップする。
14週 自身の研究に関する英文abstract批評会 自身の研究に関する英文abstractをクラス全員で批評をし合って、ブラッシュアップする。
15週 自身の研究に関する英文abstract批評会 自身の研究に関する英文abstractをクラス全員で批評をし合って、ブラッシュアップする。
16週 授業のまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

輪読準備課題合計
総合評価割合3070100
基礎的能力3070100
専門的能力000
分野横断的能力000