到達目標
生体構成成分の構造と機能について理解し、その要点を説明できる。生体材料の特徴や問題点から特定のバイオ効果を発揮するための材料設計および実用例について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 生体構成成分の構造と機能と利用法を具体的に例示して説明できる。 | 生体構成成分の構造と機能と利用法を説明できる。 | 生体構成成分の構造と機能と利用法を説明できない。 |
評価項目2 | 生体反応を理解し、生物機能材料に求められる性能といくつかの実用例を説明できる。 | 生体反応を理解し、生物機能材料に求められる性能と代表的な実用例を説明できる。 | 生物機能材料に求められる性能と実用例を説明できない。 |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
医学、医療、生物学およびバイオテクノロジー等に利用される材料について学ぶ。前半では生体構成成分の構造と機能について確認し、生体材料の利用法を学習する。後半では実用化されている材料について、その材料設計および開発について学習する。
授業の進め方・方法:
医学、医療、生物学およびバイオテクノロジー等に利用される材料について学ぶ。前半では生体構成成分の構造と機能について確認し、生体材料の利用法を学習する。後半では実用化されている材料について、その材料設計および開発について学習する。
なお、事前・事後学習として課題レポートを提出してもらいます。
注意点:
【オフィスアワー】授業当日の12:00〜12:45、15:00〜16:00
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
生物の構造と機能 |
主要な生体物質の種類と構造を説明できる。
|
2週 |
生物の構造と機能 |
主要な生体物質の機能を説明できる。
|
3週 |
核酸・ゲノムの利用 |
バイオ医薬品、遺伝子治療など、核酸やゲノムの利用法を説明できる。
|
4週 |
酵素の特徴、生産と利用 |
酵素の特性と生産方法を説明できる。
|
5週 |
酵素の特徴、生産と利用 |
産業用酵素の実用例を説明できる。
|
6週 |
代謝・代謝産物の利用 |
代謝による生合成の概要と解析法を説明できる。
|
7週 |
代謝・代謝産物の利用 |
代謝の各分野への応用例を説明できる。
|
8週 |
中間テスト |
生物の構造と機能、およびその利用法についての試験。
|
4thQ |
9週 |
生物組織と反応 |
臓器の構成や生体反応を理解し、説明できる。
|
10週 |
生物機能材料の設計 |
生体適合性とは何かを理解し、生物機能材料に要求される性能を説明できる。
|
11週 |
合成ポリマーおよびゲル系材料の種類と性質 |
合成ポリマーやゲルを用いた材料の実例を説明できる。
|
12週 |
生分解性材料の種類と性質 |
生分解性材料の実例を説明できる。
|
13週 |
薬物輸送系 |
薬物輸送の原理を理解し、その実例を説明できる。
|
14週 |
その他の材料 |
金属や無機材料を用いた実例を説明できる。
|
15週 |
期末テスト |
生体材料の特徴や問題点、その材料設計および実例等についての試験
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |