概要:
「人の暮らしを便利にする製品」などの課題を提示し,アイディアを実現する製品を設計,製作,改良する.アイディアを具現化する一連の流れを経験することで,創造性を養う.
授業の進め方・方法:
受講生数に応じて適宜班分けを行い,班でひとつの製品を実現する.安全や法令に関する項目以外は,学生のアイディアを尊重し,自発的に設計,製作を進めるようにする.評価は、プレゼンテーション50%(構想の独創性,構想に沿った設計の完成度,問題点の把握と解決方法,話し方・質疑応答とPPTの見やすさ,製品の完成度),レポート20%,実習ノート15%,授業態度15%として総合的に評価する.総合評価において,60点以上を合格とする.
注意点:
・各個人が積極的に参加する姿勢が必要である。
・本授業は、本科科目である工学実験実習Ⅰ~Ⅳ(2年~5年)、機械設計製図(4年~5年)、機械・電気製図(2年~3年)の学習内容を生かせるので適宜復習しておくことが望ましい。
なお,「不可」となった学生に対しては,1回のみ再試験を実施する。
ただし,未提出の課題がある者については再試験を行わない。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業説明とテーマの提示 チーム編成 |
各チームでテーマを解釈し、課題を見つけるための情報収集を行うことができる。
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2週 |
情報収集と企画の検討1 |
収集した情報を分類・分析し、見つけた課題に対する解決案を考え、解決案を実現するための企画・製作物を検討することができる。
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3週 |
情報収集と企画の検討2 |
収集した情報を分類・分析し、見つけた課題に対する解決案を考え、解決案を実現するための企画・製作物を検討することができる。
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4週 |
情報収集と企画の検討3 |
収集した情報を分類・分析し、見つけた課題に対する解決案を考え、解決案を実現するための企画・製作物を検討することができる。
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5週 |
企画の修正と決定 |
教員からの企画に対するアドバイスを受け、修正案を検討し、企画を決定することができる。
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6週 |
構想発表会 |
自分のチームの企画・製作物に関する構想を正確に他者に伝えることができ、他者の意見を理解することができる。
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7週 |
企画の修正と購入物品の検討 |
コストや納期に配慮し、課題を解決するための設計・製作を行うことができる。
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8週 |
製作1 |
課題に対して安全性や経済性の面も考慮した設計・製作を行うことができる。 安全性やコスト、納期に配慮した作品の製作を行うことができる。
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2ndQ |
9週 |
製作2 |
課題に対して安全性や経済性の面も考慮した設計・製作を行うことができる。 安全性やコスト、納期に配慮した作品の製作を行うことができる。
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10週 |
製作3 |
課題に対して安全性や経済性の面も考慮した設計・製作を行うことができる。 安全性やコスト、納期に配慮した作品の製作を行うことができる。
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11週 |
製作4 |
課題に対して安全性や経済性の面も考慮した設計・製作を行うことができる。 安全性やコスト、納期に配慮した作品の製作を行うことができる。
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12週 |
製作5 |
課題に対して安全性や経済性の面も考慮した設計・製作を行うことができる。 安全性やコスト、納期に配慮した作品の製作を行うことができる。
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13週 |
製作6 |
課題に対して安全性や経済性の面も考慮した設計・製作を行うことができる。 安全性やコスト、納期に配慮した作品の製作を行うことができる。
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14週 |
製作7 |
課題に対して安全性や経済性の面も考慮した設計・製作を行うことができる。 安全性やコスト、納期に配慮した作品の製作を行うことができる。
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15週 |
中間発表会1 |
チームの製作物の特徴および現段階での進行状況、今後の予定を説明でき、他者の発表も理解することができる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
製作 8 |
安全性やコスト、納期に配慮した作品の製作を行うことができる。
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2週 |
製作 9 |
安全性やコスト、納期に配慮した作品の製作を行うことができる。
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3週 |
製作10 |
安全性やコスト、納期に配慮した作品の製作を行うことができる。
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4週 |
製作11 |
安全性やコスト、納期に配慮した作品の製作を行うことができる。
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5週 |
製作12 |
安全性やコスト、納期に配慮した作品の製作を行うことができる。
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6週 |
製作13 |
安全性やコスト、納期に配慮した作品の製作を行うことができる。
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7週 |
製作14 |
安全性やコスト、納期に配慮した作品の製作を行うことができる。
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8週 |
中間発表2 |
チームの製作物の特徴および現段階での進行状況、今後の予定を説明でき、他者の発表も理解することができる。
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4thQ |
9週 |
製作15 |
中間発表会での他者からのコメントを理解し、製作物の改良に必要な情報を収集することができる。
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10週 |
製作16 |
自らのアイデアを客観的に観察し、作品に改良や変更を加えることができる。
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11週 |
製作17 |
改良方法の合理性を客観評価でき、不具合への対策案を考えることができる。
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12週 |
製作18 |
改良方法の合理性を客観評価でき、不具合への対策案を考えることができる。
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13週 |
製作19 |
完成した作品に対する機能や性能の評価を行うことができる。
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14週 |
成果発表会 |
チームの作品に関しての特徴を他人に分かりやすく伝えることができ、他者の発表も理解することができる。
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15週 |
報告書作成 |
正しい日本語で、作品や製作過程についての報告書を作成することができる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | コミュニケーションスキル | コミュニケーションスキル | 他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 4 | 前6,前15,後8,後14 |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 4 | 前6,前15,後8,後14 |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 4 | 前1 |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 4 | 前2,前3,前4,前5,前7 |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 4 | 前2,前3,前4,前5,前7 |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 4 | 前2,前3,前4,前5,前7 |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 4 | 前2,前3,前4,前5,前7 |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 4 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 4 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 4 | 前2,前3,前4,前5,前7 |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 4 | 前2,前3,前4,前5,前7 |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 4 | 前6,後15 |
創造性・デザイン能力 | 創造性 | 創造性 | 課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 4 | 前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13 |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 4 | 前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13 |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 4 | 前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13 |