到達目標
1.近代小説を意味論的に読解できる。
2.文芸的理会を深め、各自の読解を踏まえて論じることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 理想的な到達レベルの目安(良) | 理想的な到達レベルの目安(可) | 不可 |
意味論的理解 | 日本近代における「封建思想」について理会し説明できる。また、各自の歴史観を踏まえて論じることができる。 | 日本近代における「封建思想」について理会し説明できる。 | 日本近代における「封建思想」について理会できる。 | 左記に到達できない。 |
文芸的理解 | 文芸作品における「封建思想」の描かれ方について理会し説明できる。また、各自の読解を踏まえて論じることができる。 | 文芸作品における「封建思想」の描かれ方について理会し説明できる。 | 文芸作品における「封建思想」の描かれ方について理会できる。 | 左記に到達できない |
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学科の到達目標項目との関係
(B) 地球的視野と技術者倫理を身につける。 B-1
説明
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教育方法等
概要:
本講は、菊池寛の短編小説群を、意味論的に読解し、日本近代における「封建思想」について理会を深め、自らの歴史観を形成すること目的とする。
授業の進め方・方法:
基本的に演習形式。事前に発表者を決めて、演習を行う。またその際には討議を行う。要所要所では、講義形式の授業も行う。
注意点:
発表者は発表に際してレジュメ(レポート:課題として提出)を作成すること。発表者以外の受講者も積極的に討議に参加すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
井筒俊彦「意味論序説」 |
意味論とは何かを理会し、説明できる。
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2週 |
同上 |
同上
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3週 |
「恩を返す話」 |
菊池寛の短編小説を意味論的に読解し、テクスト中の「封建思想」について論じることができる。
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4週 |
「忠直卿行状記」 |
同上
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5週 |
「恩讐の彼方に」 |
同上
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6週 |
「藤十郎の恋」 |
同上
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7週 |
「ある恋の話」 |
同上
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8週 |
「極楽」「形」 |
同上
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4thQ |
9週 |
「蘭学事始」 |
同上
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10週 |
「入れ札」 |
同上
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11週 |
「俊寛」 |
同上
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12週 |
伊藤博之「風狂の文学」
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文芸の享受が、各時代の世相に影響を受けることを理会し、説明できる。
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13週 |
同上 |
同上
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14週 |
まとめ |
日本近代における「封建思想」について理会を深め、自らの歴史観を形成できる。
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15週 |
振り返りと試験 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。 | 4 | |
代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。 | 4 | |
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。 | 4 | |
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。 | 4 | |
教材として取り上げた作品について、用いられている言葉の現代の言葉とのつながりや、時代背景などに関する古文・漢文の基礎的知識を習得できる。 | 4 | |
他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。 | 4 | |
相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。 | 4 | |
社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 課題提出 | 相互評価 | 討論 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 10 | 0 | 10 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 10 | 0 | 10 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |