到達目標
(1) 安全を確保するための様々な手法について説明することが出来、実践していくことが出来る。
(2) KYT、工場見学、安全設計レポート、事故原因予測演習に参加し、安全確保の実際を体験する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 学んだ内容について、その概要を説明できる。 | PL法、PRTR法、安全設計について説明できる。 | PL法、PRTR法、安全設計について理解していない。 |
評価項目2 | KYT、工場見学、安全設計レポート、事故原因予測演習に積極的に参加し、体験を通じて安全確保の実際を身に付けることが出来た。 | KYT、工場見学、安全設計レポート、事故原因予測演習に全て参加した。 | KYT、工場見学、安全設計レポート、事故原因予測演習の内、二つ以上に欠席が有った。 |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本講では、「実際的な事故防止/自分の身を守り、他に怪我をさせない為の知識とトレーニング」を主題として、初歩の安全工学についての講義といくつかの実習を行う。さらに工場見学や事故事例検討を通じて、学生は「技術者はどのように社会の安全・安心・健康に貢献すべきか」ということを学ぶ。
授業の進め方・方法:
筆記試験(50%)、KYT 演習の出席状況とグループ討議での積極性(20%)、安全設計のレポートとプレゼンテーション(20%) 、受講姿勢(10%)で評価する。工場見学、KYT 演習とその発表(2W), 安全設計レポートのプレゼンテーション(1W) の欠席は、正当な理由がない場合は大幅に減点するので、体調とスケジュール管理に注意を払うこと。以上の合計点数60 点以上を合格とする。
注意点:
講義には休まず出ること。工場見学に参加し、現場での安全活動内容を知る。(工場見学は企業の都合があるので時期未定)
事前・事後学習、オフィスアワー
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
安全第一とハインリッヒの法則 |
安全の重要性を説明できる。
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2週 |
製造物の安全とは (PL 法を技術者の立場で理解する) |
PL 法と製品に対する技術者の責任を説明できる。
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3週 |
化学物質の安全-1- (性質と注意) |
化学物質に存在する種々の危険性を説明できる。
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4週 |
危険予知トレーニング実習 |
KYT 実習と発表を行う。
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5週 |
危険予知トレーニング成果発表とリスクアセスメント |
KYT 実習と発表を行う。 リスクアセスメントについて説明できる。
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6週 |
工場見学 実習 安全衛生を中心に |
工場見学にて、現場の安全管理を学ぶ。
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7週 |
工場見学 実習 安全衛生を中心に |
実際の安全対策について説明できる。
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8週 |
機械安全設計 |
基本安全設計について説明できる。
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4thQ |
9週 |
移動体の安全を知財の視点で考える(基礎編) |
移動体の安全について説明できる。
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10週 |
移動体の安全を知財の視点で考える(演習編) |
移動体の安全について知財の視点で説明できる。
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11週 |
安全設計 演習 |
安全設計のレポートを提出できる。
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12週 |
安全設計発表会 |
安全設計のレポート他者に対してプレゼンテーションを行い説明できる。
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13週 |
化学物質の安全-2- (環境に与える影響―PRTR 法を理解する) |
化学物質の環境影響とPRTR 法の趣旨が説明できる。
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14週 |
事故調査と原因推測 |
事故調査の実習に参加し、議論できる。
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15週 |
総まとめ |
安全工学の講義の重要性を理解できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 態度 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 40 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 10 | 10 | 40 |
専門的能力 | 20 | 10 | 0 | 30 |
分野横断的能力 | 10 | 20 | 0 | 30 |