総合実践英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 総合実践英語Ⅱ
科目番号 0034 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科一般科目・共通専門科目 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 田邊 英一郎

到達目標

英文社説を読むことを通じ、新聞英語を理解するのに必要な高度な読解力と語彙力を身につけることを目指す。併せて、時事問題への関心を高めるきっかけを提供したい。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 英語の語彙、文法および複雑な英文の構造を理解する力を身に付ける。TOEIC800点レベルの語彙を習得している。高度な単語が使われ、一文が長い英文が文法的にどのような構造になっているか、速く正確に理解できる。 ような)数行にわたるほど長い TOEIC500点レベルの語彙を習得している。高度な単語使われ、一文が長い英文が文法的にどのような構造になっているか、少し時間をかければ正確に理解できる。習得語彙がTOEIC600点レベルに届かない。高度な単語が使われ、一文が長い英文が文法的にどのような構造になっているか、時間をかけても理解できない。
評価項目2 速く正確な読解力を身に付ける。上記のような英文が多い時事英語、科学英語の文章内容が速く正確に理解できる。上記のような英文が多い時事英語、科学英語の文章内容が、少し時間をかければ正確に理解できる。上記のような英文が多い時事英語、科学英語の文章内容が、時間をかけても理解できない。

学科の到達目標項目との関係

④英語力を含めたコミュニケーション力 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英文社説を読むことで、読解力と語彙力を強化する。 
授業の進め方・方法:
遠隔、対面両方で授業で行う。教員が毎回、英文社説の全体の話の流れ、重要な語句や文法、さらには書かれた内容について解説する。授業3回につき、1回を行うことを基本とする。ただし15回のうち、数回は、課題テストの提出をもって、授業と見なす。以下の授業計画、評価割合は一つの目安であり、部分的な修正もありうるものとする。
注意点:
課題提出の〆切は必ず守って下さい。既習内容が分からないことがあれば、質問に来て下さい。

事前・事後学習、オフィスアワー

事前学習:自分のできる範囲で、自分に合ったやり方でよいので、普段から英語の勉強をして下さい。
事後学習:上に同じ。
オフィスアワー:15:00-17:00、教員室

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 読解演習1 (時事英語、科学英語などの)英語長文で使われている一つ一つの語句の意味、重要な文法項目が理解できる。同長文が論じている内容が正しく理解できる。
2週 読解演習 2
(時事英語、科学英語などの)英語長文で使われている一つ一つの語句の意味、重要な文法項目が理解できる。同長文が論じている内容が正しく理解できる。
3週 読解演習 3 (時事英語、科学英語などの)英語長文で使われている一つ一つの語句の意味、重要な文法項目が理解できる。同長文が論じている内容が正しく理解できる。
4週 テスト 1(読解演習 1、2、3が範囲) 6割以上正解できる。
5週 読解演習 4 (時事英語、科学英語などの)英語長文で使われている一つ一つの語句の意味、重要な文法項目が理解できる。同長文が論じている内容が正しく理解できる。
6週 読解演習 5 (時事英語、科学英語などの)英語長文で使われている一つ一つの語句の意味、重要な文法項目が理解できる。同長文が論じている内容が正しく理解できる。
7週 課題テスト 1 (内容は読解演習と基本的に同じ) (時事英語、科学英語などの)英語長文で使われている一つ一つの語句の意味、重要な文法項目が理解できる。同長文が論じている内容が正しく理解できる。
8週 読解演習 6 (時事英語、科学英語などの)英語長文で使われている一つ一つの語句の意味、重要な文法項目が理解できる。同長文が論じている内容が正しく理解できる。
4thQ
9週 テスト 2(読解演習 4、5、6が範囲) 6割以上正解できる。
10週 読解演習7 (時事英語、科学英語などの)英語長文で使われている一つ一つの語句の意味、重要な文法項目が理解できる。同長文が論じている内容が正しく理解できる。
11週 読解演習8 (時事英語、科学英語などの)英語長文で使われている一つ一つの語句の意味、重要な文法項目が理解できる。同長文が論じている内容が正しく理解できる。
12週 課題テスト 2 (内容は読解演習と基本的に同じ) (時事英語、科学英語などの)英語長文で使われている一つ一つの語句の意味、重要な文法項目が理解できる。同長文が論じている内容が正しく理解できる。
13週 読解演習 9 (時事英語、科学英語などの)英語長文で使われている一つ一つの語句の意味、重要な文法項目が理解できる。同長文が論じている内容が正しく理解できる。
14週 テスト 3(読解演習 7、8、9が範囲) 6割以上正解できる。
15週 これまでの授業の総括 英文読解力を高める上での今後の課題に気づくことができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

テスト(課題テストも含む)取組み合計
総合評価割合80020100
評価項目14002060
評価項目2400040