設計工学

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 設計工学
科目番号 0040 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科一般科目・共通専門科目 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 設計検討ってどないすんねん! 山田学ほか 日刊工業新聞社
担当教員 増山 知也

到達目標

工学設計に必要な作業について,体系的に理解すること.製品設計に当たって現代の設計者が考慮すべき事項を理解すること.合理的な設計手法について理解すること.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
設計業務の整理設計業務の流れを理解し,要求に応じて重視すべき事項を指摘することができる.設計業務の流れを説明することができる.設計業務の流れを説明することができない.
設計支援ツールの利用直面する設計課題について,FMEAなどの設計支援法を的確に取捨して利用することができる.各種の設計支援,分析ツールを理解することができる.設計を支援するツールの論理を説明できない.
最適設計設計問題に対して,適切に最適設計法を適用することができる.各種の最適設計法を説明することができる.各種の最適設計法を説明することができない.

学科の到達目標項目との関係

(E) 一つの得意専門分野をもち,生産技術に関する幅広い対応能力を身につける。 E-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
製品設計の流れと,設計を支援する種々の考え方やツールについて解説する.
授業の進め方・方法:
教科書や教員配付資料に基づく講義のほか,適宜演習を取り入れる.
注意点:
各自が「よいものを造るために必要なこと」を意識してください.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 設計工学 設計工学の立場を説明することができる.
2週 設計プロセス 製品設計の流れを説明することができる.
3週 コンカレントエンジニアリング 設計の流れを説明することができる.
4週 設計思想 よりよい製品設計には思想が必要と理解することができる.
5週 設計思想 設計思想の分析をすることができる.
6週 安全設計 安全設計について説明することができる.
7週 信頼性設計 要素の信頼性と製品の信頼性の関係を計算することができる.
8週 中間試験
4thQ
9週 事象分析ツール FMEAを説明することができる.
10週 事象分析ツール FTAを説明することができる.
11週 事象分析ツール 与えられた事象について,各種のツールで分析することができる.
12週 事象分析ツール 自分で事象を発見し,それを分析することができる.
13週 最適設計法 最適解の存在を理解できる.
14週 最適設計法 最適解の求めかたを理解できる.
15週 最適設計法 最適解の求めかたを理解できる.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野機械設計機械設計の方法を理解できる。5
標準規格の意義を説明できる。5
力学許容応力と安全率を説明できる。5

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力2000001535
専門的能力2000001030
分野横断的能力300000535