到達目標
工学設計に必要な作業について,体系的に理解すること.製品設計に当たって現代の設計者が考慮すべき事項を理解すること.合理的な設計手法について理解すること.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
設計業務の整理 | 設計業務の流れを理解し,要求に応じて重視すべき事項を指摘することができる. | 設計業務の流れを説明することができる. | 設計業務の流れを説明することができない. |
設計支援ツールの利用 | 直面する設計課題について,FMEAなどの設計支援法を的確に取捨して利用することができる. | 各種の設計支援,分析ツールを理解することができる. | 設計を支援するツールの論理を説明できない. |
最適設計 | 設計問題に対して,適切に最適設計法を適用することができる. | 各種の最適設計法を説明することができる. | 各種の最適設計法を説明することができない. |
学科の到達目標項目との関係
(E) 一つの得意専門分野をもち,生産技術に関する幅広い対応能力を身につける。 E-1
説明
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教育方法等
概要:
製品設計の流れと,設計を支援する種々の考え方やツールについて解説する.
授業の進め方・方法:
教科書や教員配付資料に基づく講義のほか,適宜演習を取り入れる.
注意点:
各自が「よいものを造るために必要なこと」を意識してください.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
設計工学 |
設計工学の立場を説明することができる.
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2週 |
設計プロセス |
製品設計の流れを説明することができる.
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3週 |
コンカレントエンジニアリング |
設計の流れを説明することができる.
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4週 |
設計思想 |
よりよい製品設計には思想が必要と理解することができる.
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5週 |
設計思想 |
設計思想の分析をすることができる.
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6週 |
安全設計 |
安全設計について説明することができる.
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7週 |
信頼性設計 |
要素の信頼性と製品の信頼性の関係を計算することができる.
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
事象分析ツール |
FMEAを説明することができる.
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10週 |
事象分析ツール |
FTAを説明することができる.
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11週 |
事象分析ツール |
与えられた事象について,各種のツールで分析することができる.
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12週 |
事象分析ツール |
自分で事象を発見し,それを分析することができる.
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13週 |
最適設計法 |
最適解の存在を理解できる.
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14週 |
最適設計法 |
最適解の求めかたを理解できる.
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15週 |
最適設計法 |
最適解の求めかたを理解できる.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 機械設計 | 機械設計の方法を理解できる。 | 5 | |
標準規格の意義を説明できる。 | 5 | |
力学 | 許容応力と安全率を説明できる。 | 5 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 | 35 |
専門的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 30 |
分野横断的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 35 |