到達目標
CG の基礎を学び,まず,コンピュータ上で物体がどのように扱われるかを理解する.そして,パラメトリック曲線や曲面を学ぶことで,物体をどのように数値化するかを概説する.さらに数値解析の可視化の基礎を学び,工学分野にCG がどのように応用されているかを学ぶ.また,モーションキャプチャとCG の関係についても理解する.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 3DCGの描画プログラムを制作できる. | 3DCGの描画手順を理解できる. | 3DCGの描画手順を理解できない. |
評価項目2 | アフィン変換の計算ができる. | アフィン変換の計算手順を理解できる. | アフィン変換を理解できない. |
評価項目3 | シミュレーション結果を可視化できる. | シミュレーション結果の可視化手順を理解できる. | シミュレーション結果の可視化手順を理解できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
CG の基礎を学び,まず,コンピュータ上で物体がどのように扱われるかを理解する.そして,パラメトリック曲線や曲面を学ぶことで,物体をどのように数値化するかを概説する.さらに数値解析の可視化の基礎を学び,工学分野にCG がどのように応用されているかを学ぶ.また,モーションキャプチャとCG の関係についても理解する.
授業の進め方・方法:
POV-Rayを用いたCGの制作(10%),中間試験(30%),可視化プログラミング(10%),学年末試験(40%),自学自習用のための課題(10%)を総合し,60点以上を合格とする.
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス,3DCGの概説,2Dアフィン変換 |
ガイダンス.コンピュータ上で3DCGを描画の流れを理解できる.2Dアフィン変換の計算を理解し,2D図形の移動,回転,スケール変換を理解できる.
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2週 |
3Dアフィン変換,色の取り扱い |
3Dアフィン変換の計算を理解し,3D図形の移動,回転,スケール変換を理解できる.
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3週 |
ポリゴン近似 |
3DCGでは曲面をポリゴン近似で表現することを理解し,3DCGの描画に応用できる.
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4週 |
レンダリング概要 |
レンダリング手法や3DCGのためのプログラミング環境を学び,理解できる.
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5週 |
パラメトリック曲線,曲面 |
空間上の曲線,曲面の扱いを理解し,簡単な計算ができる.
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6週 |
POV-Rayを用いた3DCGプログラミング,課題の提出. |
POV-Ray を用いて簡単な3DCGを作成できる.
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7週 |
中間試験 |
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8週 |
物理シミュレーションと可視化の関係 |
シミュレーション結果の可視化とコンピュータグラフィックスの関係を理解できる.
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4thQ |
9週 |
等高線,等値面,ベクトル表示 |
シミュレーション結果の等高線,等値面,ベクトルの計算,描画手順を理解できる.
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10週 |
流線,パーティクルプロット |
流線,パーティクルプロットの説明でき,計算,描画手順を理解できる.
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11週 |
可視化プログラミング(1) |
等高線,等値面,ベクトルを手計算し,作図できる.
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12週 |
可視化プログラミング(2) |
等高線,等値面,ベクトルの計算プログラムを作成できる.
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13週 |
可視化プログラミング(3),課題の提出 |
流線,パーティクルプロットを計算するプログラムを作成できる.
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14週 |
3D-CAD との関係 |
3D-CADと3DCGの関係を理解し,3DCAD上に計算結果を描画できる.
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15週 |
モーションキャプチャ概説 |
3次元位置測定技術の仕組みを理解し,3DCGへの導入について理解できる.
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16週 |
学年末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 20 | 10 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 20 |
専門的能力 | 40 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 60 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |