到達目標
エレクトロニクスは、コンピュータ、材料、通信システムなど様々な分野で多岐にわたって応用されている.各自の専門分野にかかわるエレクトロニクスについて理解が深まるように幅広く概要を理解する.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 電気磁気学や回路工学の概要や基礎が理解できる. | 電気磁気学や回路工学の概要や基礎がだいたい理解できる. | 電気磁気学や回路工学の概要や基礎が理解できない. |
評価項目2 | 半導体工学の概要や基礎が理解できる. | 半導体工学の概要や基礎がだいたい理解できる. | 半導体工学の概要や基礎が理解できない. |
評価項目3 | 各自の専門に関するエレクトロニクスの応用についてわかりやすく説明できる. | 各自の専門に関するエレクトロニクスの応用についてだいたい説明できる. | 各自の専門に関するエレクトロニクスの応用について説明できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
エレクトロニクスの知識は,電気電子系以外の学生にとっても大変重要である.製品を設計開発する場合は,自分の専門以外の分野のエンジニアと議論や検討を重ねて進められていく.教員の製品開発設計の経験によって得られたノウハウを反映したうえで,電気磁気学から情報にわたって幅広くエレクトロニクスの基礎を学んでゆく.
授業の進め方・方法:
期末試験30%,レポート30%,プレゼンテーション40% として総合的に評価する.各試験においては,達成目標に則した内容を選定して出題する.試験問題のレベルは,教科書および板書,授業ノートと同程度とする.総合評価で60 点以上を合格とする.オフィスアワーは,月曜日14:30~16:00,木曜日14:30~16:00とするが,教員室に在室しているときであれば,いつでも可能である.
注意点:
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
電気磁気学の基礎 |
静電気と青磁気において,クーロンの法則が説明できる.
|
2週 |
電気磁気学の基礎 |
キルヒホッフの法則を説明できる.抵抗の直並列接続の合成抵抗が計算できる. 重ね合わせの理,テブナンの定理を使った回路の計算ができる.
|
3週 |
電気磁気学の基礎 |
アンペアの法則を説明できる.フレミングの法則ならびにファラデーの法則が説明できる.自己インダクタンス,相互インダクタンスによる変圧器の解析ができる.
|
4週 |
過渡現象 |
RL,RC直列回路の過渡現象について解析できる.
|
5週 |
交流回路の基礎 |
交流回路の基本的な解析ができる.
|
6週 |
交流回路の基礎 |
交流回路の基本的な解析ができる.
|
7週 |
交流回路の基礎 |
交流回路の基本的な解析ができる.
|
8週 |
電子デバイス |
ダイオード,トランジスタの動作原理がわかる.
|
2ndQ |
9週 |
電子デバイス |
ダイオード,トランジスタの動作原理がわかる.
|
10週 |
期末試験 |
|
11週 |
最近のエレクトロニクス技術 |
各自の専門分野で,電気・電子系分野と関連のある最新技術について調査する.
|
12週 |
最近のエレクトロニクス技術 |
各自の専門分野で,電気・電子系分野と関連のある最新技術について調査する.
|
13週 |
最近のエレクトロニクス技術 |
各自の専門分野で,電気・電子系分野と関連のある最新技術について発表をする.発表をとおして,さらに調査内容について理解が深められる.
|
14週 |
最近のエレクトロニクス技術 |
各自の専門分野で,電気・電子系分野と関連のある最新技術について発表をする.発表をとおして,さらに調査内容について理解が深められる.
|
15週 |
最近のエレクトロニクス技術 |
各自の専門分野で,電気・電子系分野と関連のある最新技術について発表をする.発表をとおして,さらに調査内容について理解が深められる.
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 40 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 40 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |