レーザー応用計測

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 レーザー応用計測
科目番号 0021 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 レーザーと現代社会 レーザー技術総合研究所 編 コロナ社
担当教員 江口 宇三郎

到達目標

技術発展著しい光エレクトロニクス分野に必須であるレーザの基本的性質,発振原理,種類や特徴ならびにレーザを応用した各種装置やシステムなどの動作原理と特徴を習得することで,レーザが担う役割の重要性と多様性について理解できるようになることを目標とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自然光と異なるレーザ光の特徴を深く理解し,レーザ光特性に関する複雑な計算ができる.自然光と異なるレーザ光の特徴を理解し,レーザ光特性に関する一般的な計算ができる.自然光と異なるレーザ光の特徴を良く理解せず,レーザ光特性に関する計算ができない.
評価項目2各種レーザの分類,構造,発振原理及び特徴を良く理解できる.各種レーザの分類,構造,発振原理及び特徴を理解できる.各種レーザの分類,構造,発振原理及び特徴を理解できない.
評価項目3各種レーザを応用した装置やシステムの動作原理,構成,特徴及び性能について良く理解できる.各種レーザを応用した装置やシステムの動作原理,構成,特徴及び性能について理解できる.各種レーザを応用した装置やシステムの動作原理,構成,特徴及び性能について理解できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
レーザ応用計測に必須であるレーザの基本的性質,発振原理及び種類などについて学び,各種レーザを応用した最新の装置やシステムの動作原理,特徴を理解できるように授業を進めて行く.
授業の進め方・方法:
随時行う課題のレポート提出20%,後期小試験40%及び後期末試験40%の結果を総合して判断し,60点以上を合格とする.試験問題のレベルは教科書,板書及びノートと同程度とする.
注意点:
電卓を使用する場合がある.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野電子工学電子の電荷量や質量などの基本性質を説明できる。3
エレクトロンボルトの定義を説明し、単位換算等の計算ができる。3
原子の構造を説明できる。3
パウリの排他律を理解し、原子の電子配置を説明できる。3
結晶、エネルギーバンドの形成、フェルミ・ディラック分布を理解し、金属と絶縁体のエネルギーバンド図を説明できる。3
金属の電気的性質を説明し、移動度や導電率の計算ができる。3
真性半導体と不純物半導体を説明できる。3
半導体のエネルギーバンド図を説明できる。3
pn接合の構造を理解し、エネルギーバンド図を用いてpn接合の電流―電圧特性を説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力200000020
専門的能力5000020070
分野横断的能力100000010