就業体験学習あるいは異文化交流体験学習を通じて実務上の課題を見つけ出すことができる.関係する人々とコミュニケーションをとりながらその解決策を提示できる.
概要:
企業または海外の教育機関等において,135時間以上(3週間以上)の就業体験学習あるいは異文化交流体験学習を行い,学校で学ぶことのできない実務上の課題や職場での規則,異文化などを理解する.また実務的課題を通じて問題解決能力やコミュニケーション能力を身につける.
授業の進め方・方法:
実習135~179時間を3単位,180時間以上を4単位として扱う.4単位まで認める.
注意点:
評価方法の詳細については科目評価表3-2を参照のこと.企業以外でのインターンシップの評価方法は企業の場合に準じて行う.
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1.企業等における技術開発と生産活動の実態について体験を通じて学ぶ. |
1)与えられた課題に対して自主的,計画的に仕事を進め所期の成果が達成できる.
|
2週 |
2.企業等において解決すべき課題点としてどのようなものがあるのか体験を通じて学ぶ. |
2)実習成果や内容に対して適切な分析,考察,改善提案ができる.
|
3週 |
3.与えられた実践的な課題に対して,知識を総合的に発揮して解決することを学ぶ. |
3)実習先において,論理的で分かりやすい発表や報告書が作成できる.
|
4週 |
4.学校で学ぶ基礎知識や理論が実際の実習先現場でどのように必要とされるかを学ぶ. |
4)実習内容の要点を学内のインターンシップ報告会で分かりやすく説明できる.
|
5週 |
5.仕事をする上で,実習先における組織や人間関係の重要性を体験を通して学ぶ. |
5)実習内容の要点を実習報告書として論理的にまとめることができる.
|
6週 |
6.企業等において必要とされる能力について体験を通じて学ぶ. |
|
7週 |
7.企業等での実習体験で得たものを,以後の学生生活や就職活動に生かす. |
|
8週 |
8.実習体験の内容および成果を分かりやすく発表すること.論理的で簡潔な報告書を作成すること. |
|
2ndQ |
9週 |
|
|
10週 |
|
|
11週 |
|
|
12週 |
|
|
13週 |
|
|
14週 |
|
|
15週 |
|
|
16週 |
|
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
|
|
2週 |
|
|
3週 |
|
|
4週 |
|
|
5週 |
|
|
6週 |
|
|
7週 |
|
|
8週 |
|
|
4thQ |
9週 |
|
|
10週 |
|
|
11週 |
|
|
12週 |
|
|
13週 |
|
|
14週 |
|
|
15週 |
|
|
16週 |
|
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 基盤的資質・能力 | 自己理解 | 自己理解 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 4 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 4 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 4 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 4 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 4 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 4 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 4 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 4 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 4 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 4 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 4 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 4 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 4 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 4 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 4 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 4 | |
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。 | 4 | |
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。 | 4 | |
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。 | 4 | |
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。 | 4 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。 | 4 | |
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。 | 4 | |
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。 | 4 | |
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。 | 4 | |
企業には社会的責任があることを認識している。 | 4 | |
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。 | 4 | |
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。 | 4 | |
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。 | 4 | |
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。 | 4 | |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。 | 4 | |
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。 | 4 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 4 | |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。 | 4 | |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 4 | |