応用電気化学(1・2年生)

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 応用電気化学(1・2年生)
科目番号 0047 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 ACS出版,エルゼビア出版の論文など
担当教員 上條 利夫

到達目標

本授業の目的は「応用電気化学分野を活用した研究論文を検索」および「その研究論文の内容」について精査し,発表を通して理解することである.
そのため以下のような達成目標を設定する.

1.研究論文の種類と構成を理解できる.
2.応用電気化学分野に関する論文を検索し,選定することができる.
3.応用電気化学分野に関する研究論文の内容を理解でき,その内容について説明することができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 「研究論文の種類と構成について理解し,説明することができるか」研究論文の種類と構成について詳しく説明することができる.研究論文の種類と構成を理解できる.研究論文の種類と構成を理解できない.
評価項目2 「応用電気化学分野に関する論文を検索し,選定することができるか」応用電気化学分野に関する英語論文を検索,選定し,その選定理由を説明することができる.応用電気化学分野に関する論文を検索し,選定することができる.応用電気化学分野に関する論文を検索し,選定することができない.
評価項目3 「応用電気化学分野の内容に関する研究論文の内容を理解できるか」応用電気化学分野の内容に関する英語論文の内容を理解でき,その内容について説明することができる.応用電気化学分野の内容に関する研究論文の内容を理解できる.応用電気化学分野の内容に関する研究論文の内容を理解できない.

学科の到達目標項目との関係

③専門分野に加えて基礎工学をしっかり身につけた生産技術に関る幅広い対応力 説明 閉じる

教育方法等

概要:
一般的に論文の構成がどのようになっているのか,また論文の評価について解説する.論文の検索方法について実際に示し,自分で検索,調査ができるようにする.また,内容について調査・整理する.最終的に,自分が取り上げた論文を理解し,説明できるようにする.
授業の進め方・方法:
応用電気化学分野の内容に関する研究論文の内容を理解できるよう授業で定期的に進捗を確認しながら進める
和訳および内容に関してディスカッションを行い十分に理解する.
論文内容の理解については授業で進捗確認を行いながら,発表資料を作成する.
評価方法の詳細は、1.論文内容および選定方法の説明(25%)、2.発表資料(50%)、3.内容の理解(25%)
注意点:
授業で学んだことをすぐに自分自身で実施し,確認すること.

事前・事後学習、オフィスアワー

学修単位なので授業時間以外の学修等を含めて履修時間は90時間である.
事前調査をし,調査内容を発表して進める。
オフィスアワー:Teams等でも随時受け付ける.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 論文の種類について 論文の種類について理解できる.
2週 論文の種類と構成について 論文の種類と構成について理解できる.
3週 論文の検索方法について1 論文を検索することができる.
4週 論文の検索方法について2 論文を検索することができ,その概要について説明することができる.
5週 論文の検索方法について3 論文を検索することができ,その概要について説明することができる.
6週 論文の検索方法について4 応用電気化学分野に関する論文を検索することができ,その選定理由について詳細に説明することができる.
7週 論文の検索方法について5 応用電気化学分野に関する論文を検索することができ,その選定理由について詳細に説明することができる.
8週 論文紹介事例 内容について把握し,その詳細を理解できる.
4thQ
9週 選定論文の発表資料準備 正確で分かりやすい発表資料を作成できる.
10週 選定論文の発表資料準備 正確で分かりやすい発表資料を作成できる.
11週 選定論文の発表資料準備 正確で分かりやすい発表資料を作成できる.
12週 選定論文の発表 正確で分かりやすい発表ができる.
13週 選定論文の発表 正確で分かりやすい発表ができる.
14週 選定論文の発表 正確で分かりやすい発表ができる.
15週 総括
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

内容説明発表資料内容理解合計
総合評価割合354025100
基礎的能力10101030
専門的能力25301570