インターンシップ

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 インターンシップ
科目番号 0063 科目区分 専門 / 必修選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 インターンシップ先の指示による
担当教員 戸嶋 茂郎

到達目標

就業体験学習あるいは異文化交流体験学習を通じて実務上の課題を見つけ出すことができる.関係する人々とコミュニケーションをとりながらその解決策を提示できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 「インターンシップ受け入れ先での評価」実習に自主的・計画的に取組み,優れた実習成果をあげるとともに,結果に対して分析力・考察力を発揮し,また必要であれば改善提案等を行うことができる.積極的に実習に取り組み,目的を達成することができる.積極的に取り組めず,目的を達成することができない.
評価項目2 「インターンシップ報告に関する評価」実習報告書および報告会において,実習目的や内容を論理的に説明でき,質疑にも明瞭に応答できる.実習報告書および報告会で実習内容を分かりやすく説明できる.実習報告書および報告会で実習内容を分かりやすく説明できない.

学科の到達目標項目との関係

③専門分野に加えて基礎工学をしっかり身につけた生産技術に関る幅広い対応力 説明 閉じる

教育方法等

概要:
企業または海外の教育機関等において,90時間(2週間)以上の就業体験学習あるいは異文化交流体験学習を通じて,学校で学ぶことができない実務上の課題や職場での規則,異文化などを学ぶ.また実務的課題を通じて問題解決能力やコミュニケーション能力を身につける.大学院進学を志望する学生で本科4年で企業での工場実習の単位を取得している場合は大学等でのインターンシップも単位として認める.
授業の進め方・方法:
体験学習90~134時間を2単位とする.135時間以上の場合は長期インターンシップとして扱う.
注意点:
評価方法の詳細については科目評価表3-2を参照のこと.企業以外でのインターンシップの評価方法は企業の場合に準じて行う.

事前・事後学習、オフィスアワー

実習先の指示に従うこと.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.企業等における技術開発と生産活動の実態について体験を通じて学ぶ. 1)与えられた課題に対して自主的,計画的に仕事を進め所期の成果が達成できる.
2週 2.企業等において解決すべき課題点としてどのようなものがあるのか体験を通じて学ぶ. 2)実習成果や内容に対して適切な分析,考察,改善提案ができる.
3週 3.与えられた実践的な課題に対して,知識を総合的に発揮して解決することを学ぶ. 3)実習先において,論理的で分かりやすい発表や報告書が作成できる.
4週 4.学校で学ぶ基礎知識や理論が実際の実習先現場でどのように必要とされるかを学ぶ. 4)実習内容の要点を学内のインターンシップ報告会で分かりやすく説明できる.
5週 5.仕事をする上で,実習先における組織や人間関係の重要性を体験を通して学ぶ. 5)実習内容の要点を実習報告書として論理的にまとめることができる.
6週 6.企業等において必要とされる能力について体験を通じて学ぶ.
7週 7.企業等での実習体験で得たものを,以後の学生生活や就職活動に生かす.
8週 8.実習体験の内容および成果を分かりやすく発表すること.論理的で簡潔な報告書を作成すること.
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。4
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。4
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。4
企業には社会的責任があることを認識している。4
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。4
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。4
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。4
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。4
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。4
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。4
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。4
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。4
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。4

評価割合

受け入れ先評価実習報告書実習報告会合計
総合評価割合502525100
分野横断的能力502525100