科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 倫理
科目番号 0009 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 創造工学科(機械コース) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 前期:0 後期:1
教科書/教材 高等学校『新倫理』最新版(菅野覚明他著 清水書院刊)
担当教員 石井 智子

到達目標

現代社会にも影響を与えている、倫理・宗教観および、それらの背景にある哲学思想の概要を理解することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
様々な宗教の特徴を説明できる力三大宗教や著名な民族宗教等の特徴を、何も見ずに正確に説明することができる。仏教・キリスト教・イスラム教の教義の相違点を指摘することができる。宗教的な考え方の特徴を、何一つ説明することができない。
ギリシャ哲学の特徴を説明できる力ギリシャ哲学者達の思想的特徴を何も見ずに説明することができ、かつ、哲学者間における思想的影響や相違についても説明できる。ギリシャ哲学者達の思想的特徴を何も見ずに説明することができる。ギリシャ哲学者達の思想的特徴を、何一つ説明することができない。

学科の到達目標項目との関係

(B) 幅広い教養と技術者・研究者としての倫理を身につける。 説明 閉じる

教育方法等

概要:
代表的な哲学・宗教の概観。
授業の進め方・方法:
座学・講義形式。担当教員が哲学者や思想家の業績、諸宗教の特徴等について、板書やプリントに要点をまとめながら説明する。教材は、教科書『新倫理』に準拠した内容とする。
注意点:
授業内容は記録しておき、各自で授業内容を再整理できるよう努める。“総合評価”は、前期末試験35%、学年末試験35%、提出課題20%、学習態度10%の割合で行う。

事前・事後学習、オフィスアワー

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。
2週 「現代に生きる自己の課題」
人間とは何か
人間の特質とは何かを理解できる。
3週 「人間としての自覚と生き方」
ユダヤ教とイエスの思想
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。
4週 キリスト教の世界宗教への展開 文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。
5週 イスラーム 文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。
6週 インドの古代思想と仏陀の思想 文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。
7週 仏教の展開1 文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。
8週 仏教の展開2 文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 「国際社会に生きる日本人の自覚」 
日本の風土と思想
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。
2週 「人生における哲学」
ギリシャ神話・自然哲学・ソフィスト
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。
3週 ソクラテス 文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。
4週 プラトン 文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。
5週 アリストテレス 文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。
6週 ヘレニズムの思想 文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。
7週 「現代の諸課題と倫理」
環境と倫理
あらゆる行動において自ら進んで環境を壊さないような配慮を行うことやそうした心構えの大切さを理解できる。
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3
公民的分野人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。3
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3

評価割合

試験課題・レポート態度合計
総合評価割合702010000100
基礎的能力60101000080
専門的能力0000000
分野横断的能力1010000020