英語Ⅰ文法

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語Ⅰ文法
科目番号 0013 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造工学科(機械コース) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 アトラス総合英語 ATLAS English Grammar Compass in 23 Lessons(桐原書店), ATLAS English Grammar Compass Workbook(桐原書店), フェイバリット英単語・熟語〈テーマ別〉コーパス3000 入門編(東京書籍)
担当教員 菅野 智城

到達目標

高専での今後の英語学習だけでなく、社会に出た後の英語運用能力の基礎となる初級レベルの語彙と文法を習得する。語彙も文法も、中学校既習項目の復習から始め、高校1年生修了程度の水準まで学習を進める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1高校1年生修了程度の基礎的な語彙について理解・習得・定着できている。高校1年生修了程度の基礎的な語彙について概ね理解・習得・定着できている。高校1年生修了程度の基礎的な語彙について理解・習得・定着できていない。
評価項目2高校1年生修了程度の文法項目が理解できている。高校1年生修了程度の文法項目が概ね理解できている。高校1年生修了程度の文法項目が理解できていない。

学科の到達目標項目との関係

(F) 論理的表現力と外国語によるコミュニケーションの基礎能力を身につける。 説明 閉じる

教育方法等

概要:
指定教材等を様々な方法で活用しながら、中学校既習項目から高校1年生修了程度までの語彙と文法の定着を図る。
授業の進め方・方法:
授業前の事前学習が必要である。語彙力を向上させるための小テストを授業内に実施するので、指定範囲を復習してくること。授業中は予習で分からなかった箇所や間違えた箇所を理解できるようにする。
注意点:
英語Ⅰは、今後の高専での英語学習の基礎となる非常に重要な科目なので、「英語は苦手だからやらない」と敬遠せず、習った内容が身につくよう最大限努力すること。辞書は毎回必ず持参すること。学習習慣を確立し、予習や復習を着実に行うこと。
成績未到達者について、再試験等の救済措置は実施しない。

事前・事後学習、オフィスアワー

事前学習:中学校で学習した語彙、文法、読解の中心とする学習内容の確認
事後学習:1年次に学習した内容の復習、2年次に向けての英検準2級レベル以上の語彙力の増強
【オフィスアワー】
菅野:授業日の放課後15:30以降(教員室)
尾形:授業日の授業時間前後30分程度(講師室)、その他必要であれば相談の上、個別対応する

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 はじめに:品詞・英語の語順ルール
品詞、文の要素、文の構造が理解でき、定着している。
2週 1章:文の種類 文の種類(肯定文・否定文・疑問文・命令文・感嘆文)が理解でき、定着している。
3週 2章:現在形・現在進行形 現在形・現在進行形の基本的な意味と用法が理解でき、定着している。
4週 2章:過去形・過去進行形 過去形・過去進行形の基本的な意味と用法が理解でき、定着している。
5週 3章:未来を表す形 未来表現の基本的な意味と用法が理解でき、定着している。
6週 4章:完了形(1) 現在完了形の基本的な意味と用法が理解でき、定着している。
7週 5章:完了形(2) 過去完了の基本的な意味と用法が理解でき、定着している。
8週 6章:助動詞(1) 助動詞の基本的な意味と用法が理解でき、定着している。
2ndQ
9週 7章:助動詞(2) / Plus 様々な助動詞の基本的な意味と用法が理解でき、定着している。
10週 8章:態(1) 受動態の基本的な意味と用法が理解でき、定着している。
11週 9章:態(2) / Plus 複雑な受動態の意味と用法が理解でき、定着している。
12週 10章:不定詞(1) 不定詞の意味と用法が区別でき、定着している。
13週 11章:不定詞(2) 不定詞の意味と用法が区別でき、定着している。
14週 12章:不定詞(3) / Plus 不定詞の意味と用法が区別でき、定着している。
15週 13章:動名詞 / Plus 動名詞の基本的な意味と用法が理解でき、定着している。
16週
後期
3rdQ
1週 14章:分詞(1) 分詞による修飾の基本的な意味と用法が理解でき、定着している。
2週 15章:分詞(2) V+O+分詞の基本的な意味と用法が理解でき、定着している。
3週 16章:分詞(3) / Plus 分詞構文の基本的な意味と用法が理解でき、定着している。
4週 17章:関係詞(1) 関係代名詞の基本的な意味と用法が理解でき、定着している。
5週 18章:関係詞(2) 関係詞表現の基本的な意味と用法が理解でき、定着している。
6週 19章:関係詞(3) / Plus 関係副詞の基本的な意味と用法が理解でき、定着している。
7週 20章:比較(1) 比較表現の基本的な意味と用法が理解でき、定着している。
8週 21章:比較(2) / Plus 様々な比較表現の意味と用法が理解でき、定着している。
4thQ
9週 22章:仮定法(1) 仮定法の基本的な意味と用法が理解でき、定着している。
10週 23章:仮定法(2) / Plus 様々な仮定法表現の意味と用法が理解でき、定着している。
11週 Option ① 名詞・冠詞
Option ② 代名詞
品詞(名詞・代名詞・冠詞)の意味と用法が理解でき、定着している。
12週 Option ③ 形容詞・副詞
Option ④ 接続詞
品詞(形容詞・副詞・接続詞)の意味と用法が理解でき、定着している。
13週 Option ⑤ 前置詞
Option ⑥ 疑問詞と疑問文
品詞(前置詞)、疑問詞と疑問文の意味と用法が理解でき、定着している。
14週 Option ⑦ 否定
Option ⑧ 様々な構文
否定表現、様々な構文の意味と用法が理解でき、定着している。
15週 Option ⑨ 時制の一致と話法
Option ⑩ 動詞と文型
時制の一致と話法、動詞と文型の意味と用法が理解でき、定着している。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に正しく伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら明瞭に音読あるいは発話できる。2
中学校までに学習した語彙の定着を図り、高等学校指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる語彙を習得して適切に運用できる。3
中学校までに学習した文構造及び文法事項に加え、高等学校学習指導要領に準じた文構造及び文法事項について習得して適切に運用できる。3
日常的な話題や社会的な話題について平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握して必要な情報を読み取り、書き手の意図、概要や要点を把握できる。2
日常的な話題や社会的な話題について、自分の意見や感想を整理し、情報や考え、気持ちなどを伝える文章を書くことができる。2
自分の専門分野などの予備知識のある事柄や関心のあるトピックについて、話の展開や話者の意図に注意しながら必要な情報を聞き取り、概要や要点を把握できる。2
関心のあるトピックについて、意見や主張を適切な理由や根拠とともに伝える複数の段落を書くことができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2

評価割合

試験取組み小テスト課題・提出物合計
総合評価割合70101010100
基礎的能力70101010100