到達目標
生物の多様性と、細胞からできていること、エネルギーを利用すること、遺伝など共通性について説明できる。
植生と遷移について、生態系と生物の多様性について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
生物の多様性と共通性 | 生物の多様性と共通性についてその原因(進化)を交えて説明できる。 | 生物の多様性と共通性について説明できる。 | 生物の多様性と共通性について十分に理解していない |
植生と遷移 | 植生と遷移について具体的な事例を思い描き、説明できる。 | 植生と遷移について、概略を説明できる。 | 植生と遷移について、十分に理解していない。 |
生態系と生物の多様性 | 生態系と生物の多様性について説明でき、その保全について考察することができる。 | 生態系と生物の多様性について概略を説明できる。 | 生態系と生物の多様性について十分に理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
(C) 機械工学の基礎としての数学,自然科学の基礎学力を身につける。
説明
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教育方法等
概要:
地球には、さまざまな姿や形をした生物が生活しているが、一方で生物に共通する性質もある。本科目では前半に生物の共通性として、細胞、代謝、遺伝子のはたらきについて学ぶ。後半では地球の生態系とその保全について学ぶ
授業の進め方・方法:
講義のほか、グループ・クラスでのディスカッション、調べ学習を行う。後期中間試験(40%)、学年末試験(40%)、ホームワーク(10%)、授業の取り組み(10%)を総合評価する。総合評価50点以上を合格とする。
注意点:
英語による資料を用いた学習も行う。定期試験の解答は英語または日本語とし、一部の試験問題は英語による。
事前・事後学習、オフィスアワー
オフィスアワー:12:00〜12:30 問題集ニューグローバル生物基礎の該当項目について問題演習を行う事後学習を行うこと。問題番号はTeamsで提示する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
多様な生物に見られる共通性 |
すべての生物にみられる共通性にはどのようなものがあるか説明できる。
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2週 |
生物の多様性・共通性と進化 |
生物の多様性、共通性と進化について理解している。系統樹について理解している。
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3週 |
生物の共通性としての細胞1 |
真核細胞と原核細胞の違いについて説明できる。
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4週 |
生物の共通性としての細胞2 |
真核細胞と原核細胞の違いについて説明できる。
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5週 |
エネルギーと代謝、代謝を進める酵素
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生命活動を支えるエネルギーの受け渡しは、どのように行われるか説明できる。酵素はどのような働きをするのか説明できる。
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6週 |
生体内におけるエネルギー変換 |
光合成や呼吸はどのような化学反応なのか説明できる。
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7週 |
生物と遺伝子 |
遺伝のしくみについて説明できる。遺伝情報とゲノムについて説明できる。
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8週 |
中間試験 |
1週〜7週の到達目標。
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4thQ |
9週 |
植生とその環境 |
植生について理解し、森林の階層構造、土壌の形成について説明できる
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10週 |
植生の遷移 |
植生の遷移の過程について説明でき、そのしくみについて説明できる。ギャップ更新と二次遷移について説明できる。
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11週 |
遷移とバイオーム |
世界の陸上バイオームについて説明できる。
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12週 |
生態系における生物の多様性 |
生態系において多様な生物が生息していることを説明できる。
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13週 |
生態系の構成要素、生物間の関係 |
生態系の生産者・消費者・分解者について説明できる。食物連鎖と生態ピラミッドについて説明できる。
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14週 |
生態系と撹乱 |
生態系の撹乱と復元力について説明できる。生物種の絶滅について説明できる。
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15週 |
生態系の保全 |
生態系サービスについて説明できる。人間活動が生態系に与える影響について説明できる。日々の生活と生態系の保全について説明できる。
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16週 |
学年末試験 |
9〜15週の到達目標。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | ライフサイエンス・アースサイエンス | ライフサイエンス・アースサイエンス | 地球上における生物の多様性について説明できる。 | 3 | |
生物に共通する特徴について理解し、生物の共通性と進化の関係について説明できる。 | 3 | |
地球に生命が誕生した起源を説明できる。 | 3 | |
生命活動にエネルギーが必要であることを説明できる。 | 3 | |
生態系の構成要素(生産者、消費者、分解者) について理解し、生態系における分解者が人間生活と深く関わっていることを説明できる。 | 3 | |
植生の遷移、バイオームについて理解し、その仕組みや分布について説明できる。 | 3 | |
人間活動による熱帯林の減少と生物多様性の喪失について説明できる。 | 3 | |
有害物質の生物濃縮について理解し、 生物濃縮における公害問題について説明できる。 | 3 | 後10 |
地球温暖化の問題点と対策について説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 取り組み | ホームワーク | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 20 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 20 | 10 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |