国語Ⅱ

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 国語Ⅱ
科目番号 0024 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 3
開設学科 創造工学科(機械コース) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:1
教科書/教材 「新探究現代文B」(桐原書店)、「新探究現代文B 準拠 予習復習ノート」(桐原書店)、『トータルサポート新国語便覧』(大修館書店)、国語辞典ほか
担当教員 板垣 悦子,森木 三穂

到達目標

1.文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。
2.論旨を理解し、自身の意見を持ち、伝えることができる。
3.科学・技術等に関する課題に対して、情報を収集し、それを的確に分析・理解し、口頭発表できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。また自己のありように照らし合わ せて、世界との関連性を見出すことができる。文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えることができる。
評価項目2代表的な古文・漢文について、日本文学史および中国文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。また、それらを通して、異文化に理解を示す姿勢をとることができる。代表的な古文・漢文について、日本文学史および中国文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。また、それらに親しもうと することができる。代表的な古文・漢文について、日本文学史および中国文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べるこ とができる。
評価項目3科学・技術等に関する課題に対して、情報を収集し、それを的確に分析・理解し、口頭発表できる。多角に敵に課題を把握し、物事のプラス面とマイナス面を公正に理解することができる。科学・技術等に関する課題に対して、情報を収集し、それを的確に分析・理解し、口頭発表できる。他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に 助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めることができる。科学・技術等に関する課題に対して、情報を収集し、それを的確に分析・理解できない。

学科の到達目標項目との関係

(F) 論理的表現力と外国語によるコミュニケーションの基礎能力を身につける。 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本授業の目標は、論理的思考力および表現力を養い、他者とのコミュニケーションの基本となる日本語能力の、総合的な向上を目指す。具体的には情報を正確に受け取り(読む・聞く)、また情報を正確に伝える(書く・話す) 技術を磨く。課題提出・小テストは目標達成のため、適宜行う予定である。国語辞典は各自用意すること。なお、2022年度は新型コロナウィルス感染症対策のため、遠隔授業に変更する場合がある。
授業の進め方・方法:
基本的に講義形式で進める。またグループワークを中心とした演習形式の授業もある。
注意点:
授業はあらかじめ、予習をしてから臨むこと。ノートは必ずとること。なお、国語辞典(紙媒体・中学校で使用したものも可)は各自用意すること。

事前・事後学習、オフィスアワー

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス(授業計画、課題、評価について) 1年間の授業の流れを理解し、受講する姿勢を身につけることができる。
2週 随想「自己とは何か(あるいはおいしい牡蠣フライの食べ方)」 筆者の意見を読み取り、独自の意見を持ち発表することができる。
3週 評論Ⅰ「いのちは誰のものか?」 論理の構成や展開を把握し、論旨を客観的に理解し、独自の意見を持つことができる。
4週 小説Ⅰ「山月記」① 登場人物の状況や心情を読み取り、想像することができる。
5週 小説Ⅰ「山月記」② 同上
6週 小説Ⅰ「山月記」③ 同上
7週 小説Ⅰ「山月記」④ 同上
8週 感想文 小説を読み、自身の考えを表現することができる。
2ndQ
9週 試験返却・解説 試験結果を受けて自分自身の課題を確認する。
10週 評論Ⅱ「イスラム感覚」① 論理の構成や展開を把握し、論旨を客観的に理解し、独自の意見を持つことができる。
11週 評論Ⅱ「イスラム感覚」② 同上
12週 評論Ⅲ「科学者とは何か」① 同上
13週 評論Ⅲ「科学者とは何か」② 同上
14週 小説Ⅱ「靴の話」 登場人物の状況や心情を読み取り、想像することができる。
15週 評論Ⅳ「ファッションの遊戯性」① 論理の構成や展開を把握し、論旨を客観的に理解し、独自の意見を持つことができる。
16週 評論Ⅳ「ファッションの遊戯性」② 同上
後期
3rdQ
1週 評論Ⅴ「「である」ことと「する」こと」① 論理の構成や展開を把握し、論旨を客観的に理解し、独自の意見を持つことができる。
2週 評論Ⅴ「「である」ことと「する」こと」② 同上
3週 評論Ⅴ「「である」ことと「する」こと」③ 同上
4週 評論Ⅴ「「である」ことと「する」こと」④ 同上
5週 小説Ⅲ「こころ」① 登場人物の状況や心情を読み取り、時代背景を踏まえて想像することができる。
6週 小説Ⅲ「こころ」② 同上
7週 小説Ⅲ「こころ」③ 同上
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3

評価割合

試験提出物態度合計
総合評価割合801010100
基礎的能力801010100
専門的能力0000
分野横断的能力0000