メカトロニクス

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 メカトロニクス
科目番号 0106 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 創造工学科(機械コース) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 最新メカトロニクス入門
担当教員 佐々木 裕之

到達目標

メカトロ二クスは機械と電気と情報の3分野を融合することによってよりよい生活を実現する統合技術である。機械工学科の学生には電気と情報の基礎を復習しつつその融合について基礎的な知見をえることを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1センサの種類や特性を理解し、実際に使用するにあたっての定量的な計算をすることができる。センサの種類や特性を理解し、概念を説明することができる。センサの種類や特性を説明することができない。
評価項目2アクチュエータの種類や特性を理解し、実際に使用するにあたっての定量的な計算をすることができる。アクチュエータの種類や特性を理解し、概念を説明することができる。アクチュエータの種類や特性を説明することができない。
評価項目3センサ、アクチュエータ、コントローラを融合するインターフェースについて理解し、使用するにあたっての定量的な計算ができる。センサ、アクチュエータ、コントローラを融合するインターフェースについて理解し、概念を説明することができる。センサ、アクチュエータ、コントローラを融合するインターフェースを説明することができない。

学科の到達目標項目との関係

(D) 専門分野の知識と情報技術を身につける。 説明 閉じる

教育方法等

概要:
メカトロ二クスは機械と電気と情報の3分野を融合することによってよりよい生活を実現する統合技術である。機械工学科の学生には電気と情報の基礎を復習しつつその融合について基礎的な知見をえることを目標とする。
授業の進め方・方法:
座学による講義を基本とし、適宜演習問題を行う。また、実際のセンサやアクチュエータの動作を実演にて示す。講義の終わりに事後学習の課題を出す。
注意点:
本科目は、電気基礎I(2年)、電気基礎II(3年)、マイコン制御(4年)の学習内容を用いるので、適宜復習しておくことが望ましい。また、本科目は学修単位1単位のため、事後学習や試験勉強などで約30時間の復習を必要とする科目である。

事前・事後学習、オフィスアワー

事後学習:授業で示された課題、教科書の演習問題を解き、授業では説明しなかった教科書のカラムなどを読んで理解を深める。
オフィスアワー:授業実施日の16:00~17:00

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 メカトロ二クス概要 メカトロ二クスの基本的な概念について理解し説明できる。
2週 センサの基礎 センサの基礎について理解し説明できる。
3週 いろいろなセンサ いろいろなセンサについて理解し説明できる。
4週 アクチュエータ駆動素子 アクチュエータ駆動素子について理解し説明できる。
5週 アクチュエータ アクチュエータについて理解し説明できる。
6週 シーケンス制御の基礎 シーケンス制御の基礎について理解し説明できる。
7週 コンピュータ制御の基礎 コンピュータ制御の基礎について理解し説明できる。
8週 試験 理解を確認するため試験を行う。
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野機械設計リンク装置の機構を理解し、その運動を説明できる。4
カム装置の機構を理解し、その運動を説明できる。4
主な基礎曲線のカム線図を求めることができる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90001000100
基礎的能力300050035
専門的能力300030033
分野横断的能力300020032