情報処理Ⅳ(機械)

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 情報処理Ⅳ(機械)
科目番号 0189 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 創造工学科(機械コース) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 アルゴリズムの絵本(株)アンク翔泳社
担当教員 佐藤 誉範

到達目標

 素数,素因数分解,最大公約数を用いて数学的なアルゴリズムをC言語で実装すること,最も基本的アルゴリズムであるなソートとサーチをC言語で実現できることを目標とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自在にファイルの入出力を利用できる簡単なファイルの入出力を利用できるファイルの入出力を利用できない
評価項目2自在に数学的なアルゴリズムをC言語で実装することができない簡単な数学的なアルゴリズムをC言語で実装することができる数学的なアルゴリズムをC言語で実装することができない
評価項目3ソートとサーチをC言語で実現かつ,応用できるソートとサーチをC言語で実現できるソートとサーチをC言語で実現できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
C 言語を用いてソフトウェア開発の基礎を学び,コンピュータを用いた問題解決の方法を習得する.また,これらを通じて,コンピュータの仕組みについての理解を深めることができる.
授業の進め方・方法:
前期中間試験35 %,前期末試験45 %,レポート及び授業への取り組み状況20 %を元に達成度を総合評価する.総合評価60 点以上を合格とする.
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1. コンピュータ,開発環境の操作 1) テキストエディタ,コンパイラなどの操作法を習得し,プログラム作成の手順を理解できる.
2週 2. フローチャート 2) フローチャートを用いてプログラムを図表化できる.
3週 3. C 言語の基礎 3) C言語を用いた繰り返し制御,条件分岐,関数などを理解し,プログラム構築のための基礎を習得できる.
4週 4. 制御構造
5週 5. 関数
6週 6.コイン投げ,ジャンケンゲーム 4) コイン投げ,ジャンケンゲームのプログラムを作成し,具体的なプログラムの実装法を理解できる.
7週 前期中間試験
8週 7. ファイルの入出力 5)ファイルの入出力を利用できるようになる.
2ndQ
9週 8. 数学的なアルゴリズムの実装素数,素因数分解,最大公約数 素数,素因数分解,最大公約数を用いて数学的な6)アルゴリズムをC言語で実装することができる.
10週 数学的なアルゴリズムの実装素数,素因数分解,最大公約数
11週 数学的なアルゴリズムの実装素数,素因数分解,最大公約数
12週 9. ソートとサーチ 7)最も基本的アルゴリズムであるなソートとサーチをC言語で実現できる.
13週 バブルソート,挿入ソート,シェルソート,
クイックソート,二分探索
14週 バブルソート,挿入ソート,シェルソート,
クイックソート,二分探索
15週 バブルソート,挿入ソート,シェルソート,
クイックソート,二分探索
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
専門的能力分野別の専門工学機械系分野情報処理定数と変数を説明できる。4
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。4
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。4
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。4
条件判断プログラムを作成できる。4
繰り返し処理プログラムを作成できる。4
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合800010010100
基礎的能力0000000
専門的能力800010010100
分野横断的能力0000000