計算機工学

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 計算機工学
科目番号 0254 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 創造工学科(機械コース) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 電子計算機概論 新保利和、松尾守之 森北出版
担当教員 佐藤 淳

到達目標

コンピュータのハードウェアおよびソフトウェアの基礎について理解する。主に、コンピュータのハードウェアを構成する論理回路について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1コンピュータアーキテクチャが理解できる。コンピュータの構造を理解できる。コンピュータの構造を理解できない。
評価項目2組合せ回路の簡単化が理解できる。組合せ回路を理解している。組合せ回路が理解できない。
評価項目3順序回路の設計ができる。順序回路を理解している。順序回路が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
コンピュータのハードウェアおよびソフトウェアの基礎について解説する。内容はハードウェア、ソフトウェアの概要、数体系、論理回路、順序論理回路となっている。
授業の進め方・方法:
スライドおよびPCを使用した演習を実施する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ハードウェアおよびソフトウェア プログラム内蔵方式、プロセッサ等について理解できる。
2週 論理数学 2進法の演算、データの内部表現について理解できる。
3週 ブール代数 論理和、論理積、否定およびブール代数について理解できる。
4週 10進法、2進法 10進法、2進法等について理解できる。
5週 負数の表し方 負数の表し方、補数について理解出来る。
6週 論理関数の標準化 加法標準形、乗法標準形について理解できる。
7週 論理関数の簡単化 論理関数の簡単化について理解できる。
8週 論理回路 組合せ回路について理解できる。
2ndQ
9週 基本論理回路 AND,OR,NOTを用いた回路とNAND回路との相互変換について理解できる。
10週 組み合わせ論理回路の設計手順 組み合わせ論理回路の設計手順について理解できる。
11週 加算回路 加算回路について理解できる。
12週 順序回路 順序回路について理解できる。
13週 RS-FF,JK-FF,D-FF 各種FF(フリップ・フロップ)について理解できる。
14週 レジスタ シフトレジスタについて理解できる。
15週 カウンタ 各種カウンタについて理解できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90001000100
基礎的能力500000050
専門的能力400000040
分野横断的能力000100010