保健・体育Ⅰ(保健)

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 保健・体育Ⅰ(保健)
科目番号 0003 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 創造工学科(電気・電子コース) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 現代高等保健体育
担当教員 本間 浩二

到達目標

・健康に関わる必要な情報を収集・整理し、自分の知識として獲得できる。
・健康生活に関わる知識や情報を、自身の適切な意思決定と行動選択に繋げることができる。
・獲得した知識を活用して、自身の健康生活の実現に向けた行動を考えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1提示された健康関連情報を適切に整理してまとめることができる。提示された健康関連情報をまとめることができる。提示された健康関連情報をまとめることができない。
評価項目2健康関連情報をもとに自分の生活を振り返り、その後の自己管理の在り方について考えることができる。健康関連情報をもとに自分の生活の在り方を認識することができる。健康関連情報をもとに自分自身の生活を考えることができない。
評価項目3問題提起に対して、獲得した情報を活用し対処法を考えることができる。問題提起に対して、獲得した情報を活用し自分の現状を認識することができる。問題提起を、当事者として受け止めることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
社会構造の変化にともなって我々の健康や安全に関わる諸課題も変化している。それらの現状を各種情報を獲得することで理解し、健康についての総合的な認識を深めていく。そして、それら知識を自分自身の生活に結びつけ、生涯を通じて自己の健康を適切に管理していく態度を養うことをねらいながら授業を進めていく。
授業の進め方・方法:
・教科書の内容に合わせた学習プリントにそって授業を進める。
・各試験については、授業に使用したプリントから内容を精選し出題する。
注意点:
・態度面の評価については、MCCの分野横断的能力を反映させ評価項目を設定する。学生自身にも自己評価させる。
・授業には、筆記用具と教科書に加え、プリントを整理するバインダーあるいはクリアファイル等を各自で準備すること。
※下記はあくまで予定である。予定にとらわれず、適時健康に関わる情報提供に努めていく。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・わが国の健康水準 ・現在の健康水準や病気の傾向について理解できる。
2週 ・健康のとらえ方 ・健康のとらえ方や考え方の変化について理解できる。
3週 ・健康と意志決定・行動選択 ・生活習慣と健康の関わりについて理解できる。
・適切な意志決定と行動選択の重要性について理解できる。
4週 ・エイズとその予防 ・エイズとその現状/対策について知り、実生活に活かすことができる。
5週 ・喫煙
・飲酒
・喫煙の健康害について認識し、適切に対応する必要性を理解できる。
・飲酒の健康害について認識し、適切に対応する必要性を理解できる。
6週 ・応急手当の意義とその基本 ・応急手当の意義と手順について理解できる。
7週 ・心肺蘇生法 ・心肺蘇生法の意義と原理について知識を得ることができる。
8週 ・日常的な応急手当 ・日常的な応急手当の方法について理解できる。
2ndQ
9週 ※前期末試験返却
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 ・欲求と適応機制 ・人間の持つ様々な欲求と適応機制の働きを理解できる。
2週 ・心身の相関とストレス ・心と体の関わりとストレス対処について理解できる。
3週 ・自己実現 ・自己実現と心の健康との関わりについて理解できる。
4週 ・思春期における心身の発達 ・思春期における心身の発達過程について理解できる。
5週 ・性意識と性行動の選択 ・性意識の男女差について知り、適切な性行動の選択を理解できる。
6週 ・健康な結婚生活 ・結婚/家庭生活と家族の健康の在り方について理解できる。
7週 ・妊娠/出産と健康 ・妊娠/出産に関わる理解を深め、将来の家庭生活を考えることができる。
8週 ・家族計画と人工妊娠中絶 ・家族計画の意義と避妊法について理解できる。
4thQ
9週 ※学年末試験返却
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70003000100
基礎的能力700000070
専門的能力0000000
分野横断的能力000300030