科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 平成20年度 (2008年度)
授業科目 音楽
科目番号 0018 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 創造工学科(電気・電子コース) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 音I 304 高校生の音楽1 教育芸術社、及び NEW MUSIC NOTE 教育芸術社
担当教員 門脇 博子

到達目標

音楽の幅広い活動を通して、生涯にわたり音楽を愛好する心情を育てるとともに、感性を高め、創造的な表現と鑑賞の能力を伸ばす。また、音楽文化についての理解を深め、幅広い国際的な感性を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1・音楽に対し、関心が高く意欲的に取り組むことができる。 ・意見交換の場面において的確に発言し回りの意見を高めていける。 ・パート練習などで、リーダー的役割を担える。・音楽に対し、関心が高く意欲的に取り組むことができる。 ・指示されたことを正しく行える。・遅刻、忘れ物、ノート提出ができないなど意欲がない。
評価項目2・表現活動をするための必要な技能を身につけ、音楽を形づくっている要素を知覚し、曲の表情を感受しながら、曲にふさわしい表現が出来る。音楽を形づくっている要素を知覚し、曲の表情を感受しながら、曲にふさわしい表現が出来る。・表現活動ができない。
評価項目3・音楽を形づくっている要素を知覚し、空らの働きを感受し、曲の文化的、歴史的背景や作曲者及び演奏者による表現の特徴を理解して鑑賞することができる。 ・鑑賞によって自分なりの解釈を加える等、自分自身の思考を広げることができる。・音楽を形づくっている要素を知覚し、それらの働きを感受し、曲の文化的、歴史的背景や作曲者及び演奏者による表現の特徴を理解して鑑賞することができる。 ・音楽の美しさや良さを味わえる。・観賞後の感想などが一言しか書けない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
教養として身につけてほしい楽典や音楽史など、音楽の基礎を学ぶ。表現活動においては、特にアンサンブル活動を多く取り入れ、クラスメイトとより関わり合いながら曲を仕上げていく(高めていく)喜びや楽しさを味わう。また日本語、イタリア語、英語、ドイツ語と様々な歌(曲)に取り組みそれぞれの違いや美しさを感じ取る。音楽文化の歴史や背景について理解を深め、国際的な感覚を身につけていく。
授業の進め方・方法:
・校歌は授業の始めに毎回歌う。
・その回の授業の説明。
・歌唱・リズム・鍵盤楽器による表現活動。
・DVDやCDによる鑑賞。
・基礎的な楽典。
注意点:
・授業中使用したプリントはノートに貼る。1月にノート点検をし、それも評価として入れる。
・表現活動後の感想や鑑賞の感想をしっかり書くこと。
・通年の開講であるが、隔週実施なので、授業計画は前期のみの形式で記してある。通年で読み替えて理解する事。
・下記評価割合の詳細は、前期末テスト35%、後期末テスト35%、表現活動15%、取り組み(態度、ノート)15%である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・初発指導とシラバスについての説明
・校歌歌唱
・校歌の旋律をしっかり覚え歌うことができる。
2週 ・カンツォーネ「O sole mio」
・3大テノールを鑑賞
・「O sole mio」の曲の背景と構成について理解できる。
・イタリア語で歌唱できる。
3週 ・モーツアルトの生涯とその作品
・「交響曲第40番」の鑑賞
・モーツアルトの生涯を知り、その楽曲について親しむことができる。
・「交響曲第40番」の曲の構成を知ることができる。
4週 ・ドイツリート「Heidenröslein」とシューベルトの生涯 ・作詞者ゲーテと詩の内容について理解できる。
・シューベルトの生涯と「Heidenröslein」の曲の構成について理解できる。
・ドイツ語で歌唱することができる。
5週 ・リズム譜の書き方
・リズムアンサンブル
・「クラッピング・カルテット第1番」の練習
・リズム譜を書けるようになる。
・リズム譜を見ててで打つことができる。
・自分のパートのリズムを覚えることができる。
6週 ・リズムアンサンブル
『クラッピング・カルテット第1番」
・サンバの打楽器を使いながら合唱
・自分のパートのリズムを正しく覚えアンサンブルができる。
・リズムに乗りながら歌い、楽しむことができる。
7週 ・ヴォイスアンサンブル
「Swing Low Sweet Chariot」
・英語のア・カペラ曲を歌唱することができる。
8週 「Swing Low Sweet Chariot」 ・自分のパートを正しく覚え、ハーモニーを感じながら演奏を楽しむことができる。
・他のグループの演奏を自分たちのものと比べながら聴くことができる。(感想を書く。)
2ndQ
9週 ・オペラ「トゥーランドット」 ・オペラ(総合芸術)について理解できる。
・「トゥーランドット」の作曲者プッチーニと曲の歴史的背景、曲のあらすじについて理解できる。
10週 ・オペラ「トゥーランドット」の鑑賞 ・オペラの華やかな雰囲気を味わい楽しむ。(感想を書く。)
11週 ・和音とコードネーム ・和音とコードネームについて理解できる。
12週 ・鍵盤アンサンブル
「Jupiter」
・鍵盤楽器の弾き方を知り自分のパートを練習することができる。
13週 ・「Jupiter」 ・自分のパートを弾くことができ、相手と合わせることができる。
14週 ・日本歌曲「この道」 ・日本の代表的な作曲家と作品を学び、日本語の美しさや日本人の情緒を感じ取ることができる。
15週 ・合唱曲
・1年間のまとめ
・1年間を振り返り、楽しく合唱することができる。
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合701501500100
基礎的能力701501500100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000