電子回路設計

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 電子回路設計
科目番号 0147 科目区分 専門 / 必修選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 創造工学科(電気・電子コース) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 別途資料を配布。
担当教員 神田 和也

到達目標

1.マイコンの構造・原理を理解し、実用回路に利用できる。
2.マイコンにセンサとアクチュエータ等を接続した電子回路を設計でき、プログラミングができる。
3.自分で課題を見つけ出し、解決するために必要な動作可能な電子回路を提供できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1マイコンの構造・原理を理解し、実用回路に利用できる。 マイコンの構造・原理を理解できる。 マイコンの構造・原理を理解できない。
評価項目2マイコンにセンサとアクチュエータ等を接続した電子回路を設計でき、プログラミングができる。 マイコンにセンサとアクチュエータ等を接続した電子回路を設計できる。 マイコンにセンサとアクチュエータ等を接続した電子回路を設計できない。
評価項目3自分で課題を見つけ出し、解決するために必要な動作可能な電子回路を提供できる。自分で課題を見つけ出し、解決するために必要な動作可能な電子回路を考えることができる。自分で課題を見つけ出し、解決するために必要な動作可能な電子回路がわからない。

学科の到達目標項目との関係

(E) ものづくりに関する幅広い対応能力を身につける。   説明 閉じる

教育方法等

概要:
ワンチップマイコンボードを使いで電子回路設計およびプログラミングを行い、課題解決型の実機を設計製作する。
この科目は企業でアナログ電子回路設計を担当していた教員が、その経験を活かし、電子回路の設計手法等について実習形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
ワンチップマイコンボードのアーキテクチャや基礎プログラミングを学習した後、課題解決型の実機を設計製作する、最後に各グループより発表を行ってもらう。
注意点:
【オフィスアワー】授業当日の12:00~12:45、16:00~17:00

事前・事後学習、オフィスアワー

この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習として、演習・課題・オンラインテストを実施します。
オフィスアワー:金曜日15時から17時

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業の進め方、シラバスの説明
2週
3週 マイコンボードの環境構築と課題テーマ検討 マイコンボードの環境構築ができ、自身でマイコンを使用した課題設定ができる。テーマを設定し、定めた目標を達成するための電子回路を設計でき、部品を選定することができる
4週
5週 実施計画書と部品発注書作成 課題達成向けてスケジュール管理と部品管理等ができる。
6週
7週 課題解決型学習 部品を組み合わせ、電子回路を製作でき、合わせてプログラミングできる
8週
2ndQ
9週 課題解決型学習 部品を組み合わせ、電子回路を製作でき、合わせてプログラミングできる
10週
11週 課題解決型学習 完成した製作物に対して、問題点等を改善し、正当に評価できる
12週
13週 課題解決型学習
レポート作成・プレゼン資料作成
完成した製作物に対して、問題点等を改善し、レポートにまとめ、発表することができる
14週
15週 成果発表
完成した製作物に対して、問題点等を改善し、レポートにまとめ、発表することができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野電気回路電力量と電力を説明し、これらを計算できる。4
計測A/D変換を用いたディジタル計器の原理について説明できる。4前11

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合402000400100
基礎的能力20200020060
専門的能力2000020040
分野横断的能力0000000