概要:
社会構造の変化にともなって我々の健康や安全に関わる諸課題も変化している。それらの現状を各種情報を獲得することで理解し、健康についての総合的な認識を深めていく。そして、それら知識を自分自身の生活に結びつけ、生涯を通じて自己の健康を適切に管理していく態度を養うことをねらいながら授業を進めていく。
授業の進め方・方法:
・教科書の内容とそれに関連する情報を加えて作成した学習プリントにそって授業を進める。また、適宜TeamsのForms機能を活用して教科書の内容確認を行う。
・前期末/学年末試験については、授業に使用した学習プリントから内容を精選し『学習内容理解確認テスト』として授業内に行う。
注意点:
・態度面の評価については、MCCの分野横断的能力を反映させ評価項目を設定する。学生自身にも自己評価させる。
・授業には、筆記用具と教科書に加え、プリントを整理するバインダーあるいはクリアファイル等を各自で準備すること。
※下記はあくまで予定である。予定にとらわれず、適時健康に関わる情報提供に努めていく。
オフィスアワー(OFFICE HOUR)15:00~17:00を原則とするが、都合がつけばいつでも対応する。保健の学習内容のみでなく、ケガ相談、テーピング、健康に関わる相談等、可能な限り学生の意向に沿って対応する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
・わが国の健康課題 |
・現在の健康水準や病気の傾向について理解できる。
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2週 |
・健康の考え方 |
・健康のとらえ方や考え方の変化について理解できる。
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3週 |
・健康と意志決定・行動選択 ・生活習慣(食事、運動、睡眠)と健康 |
・生活習慣と健康の関わりについて理解できる。 ・適切な意志決定と行動選択の重要性について理解できる。
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4週 |
・エイズとその予防(感染症の予防) |
・エイズとその現状/対策を例にして、感染症の予防知識を実生活に活かすことができる。
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5週 |
・喫煙 ・飲酒 |
・喫煙の健康害について認識し、適切に対応する必要性を理解できる。 ・飲酒の健康害について認識し、適切に対応する必要性を理解できる。
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6週 |
・応急手当の意義とその基本 |
・応急手当の意義と手順について理解できる。
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7週 |
・心肺蘇生法 |
・心肺蘇生法の意義と原理について知識を得ることができる。
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8週 |
・日常的な応急手当 |
・日常的な応急手当の方法について理解できる。
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2ndQ |
9週 |
※前期末試験返却 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
・欲求と適応機制 |
・人間の持つ様々な欲求と適応機制の働きを理解できる。
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2週 |
・心身の相関とストレス |
・心と体の関わりとストレス対処について理解できる。
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3週 |
・自己実現 |
・自己実現と心の健康との関わりについて理解できる。
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4週 |
・思春期における心身の発達 |
・思春期における心身の発達過程について理解できる。
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5週 |
・性意識と性行動の選択 |
・性意識の男女差について知り、適切な性行動の選択を理解できる。
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6週 |
・健康な結婚生活 |
・結婚/家庭生活と家族の健康の在り方について理解できる。
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7週 |
・妊娠/出産と健康 |
・妊娠/出産に関わる理解を深め、将来の家庭生活を考えることができる。
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8週 |
・家族計画と人工妊娠中絶 |
・家族計画の意義と避妊法について理解できる。
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4thQ |
9週 |
※学年末試験返却 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 3 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 3 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 3 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 2 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 3 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 3 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 3 | |
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。 | 2 | |
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。 | 3 | |
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。 | 3 | |
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。 | 3 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。 | 2 | |
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。 | 2 | |
企業には社会的責任があることを認識している。 | 2 | |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。 | 2 | |
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。 | 2 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 2 | |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。 | 2 | |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 3 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 3 | |