保健・体育Ⅲ

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 保健・体育Ⅲ
科目番号 0037 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造工学科(情報コース) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 Activesports,ICT教材
担当教員 松橋 将太

到達目標

⒈ 開始、終了の時間管理、挨拶ができる。
⒉ 集団行動を意識し、周囲に認められるチームワークを意識した行動が図れる。
⒊ 実践テーマに対して、チャレンジする姿勢を育む。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
主体性・自己管理・開始と終了時の整列時にメリハリを持って整列と挨拶ができる。 ・整列時に集団行動は図れるが、挨拶が不十分である。 ・整列時のメリハリ、挨拶ができない。
責任感・テーマに応じて自分ができることを考えチャレンジができる。・運動を継続して実践できている。・意欲的に取り組めない。 ・周囲との共同ができない。
チームワーク・集団行動を意識し、チームやペアに前向きな意見や提案を伝えることができる。・集団行動を意識し、チームやペアの意思決定をサポートすることがで・自分勝手な行動が散見される。 ・協力的な行動、発言が見られない。きる。
コミュニケーション・周囲へのアドバイスや支援ができる。・特定の対象へのアドバイスができる。・周囲と対話や協調が図れない。
雰囲気作り・周囲に対して前向きな配慮や気遣いが図れる。・全体への協調が図れる。・周囲への配慮が図れない。
運営・活動サポート・リーダーシップを発揮し、チーム分けや練習、試合の段取りを示すことがでる。 ・周囲の活動への得点係、審判などの支援を行うことができる。・チーム分けや練習、試合の段取りに対する支援に応じることができる。・集団行動への参画がみられない。
活動量・向上心・自身の活動に熱心に取り組むことができる。・運動を実践できる。・積極的な活動が見られず、活動に無関係な行動が見られる。
競技遂行意欲・自己パフォーマンス発揮に勤しむ事ができる。・自己パフォーマンス発揮の発現が乏しい。・自己パフォーマンス向上に誠意が見られない。
安全管理・率先して、安全な環境設営に取り組む姿勢が図れる。・安全管理に配慮ある行動が見られる。・安全配慮がみられない。
準備・片付け・率先して、準備と片付けを行うことができキトンと保管、運搬できる。・準備と片付けを手伝うことができる。・準備と片付けを行えない。

学科の到達目標項目との関係

(B) 幅広い教養と技術者・研究者としての倫理を身につける。 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・3学年として、主体的な行動選択と他者配慮を身につけることを大切にする授業である。
・運動実践を通して運動技能を高めると同時に、運動の楽しさや喜びを感得する。
・自己の体調を整え、体力向上と健康の保持増進習慣を養う。
・集団行動の中で、協力、責任などの社会的態度を育み、社会性を身につける。
授業の進め方・方法:
・準備運動(ランニング、ストレッチ)の意義を理解し、怪我予防のために実施する。
・適時種目内容に応じた施設・設備、用具を活用し、毎時間の目標に沿って授業を進めていく。
注意点:
・服装は学校指定の運動着または、クラスで製作したTシャツとする。(シューズは体育館用であれば確認不要)
※ 通常の服装が困難な場合は、担当教員に事由を相談し、許可を得ること。
・体調不良、特殊的な事由以外は、遅刻は減点対象となるので注意すること。
・屋外で使用した靴を、体育館用シューズとして再利用することを固く禁ずる。

事前・事後学習、オフィスアワー

9:00-17:00は第2体育館教官室にて対応.
尚,課外活動時間のテーピング,怪我等の手当ては対応可能.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 校内体育大会練習1 ・各種目のルールを守り、安全な環境設営ができる。
2週 校内体育大会練習2 ・仲間と協力して行動できる。
3週 校内体育大会練習3 ・実戦に向けた基本的技術習得のための練習を実践できる。
4週 校内体育大会練習4 ・基本技能を活かし、楽しく意欲的に競技することができる。
5週 校内体育大会練習5 ・自己の能力に応じ、楽しみながらゲームに参加できる。
6週 校内体育大会練習6 ・大会本番に向けてクラスメイトへの支援ができる。
7週 体力測定1 ・自己の筋力,柔軟性,持久力,瞬発力などをわかる.
8週 体力測定2 ・測定に対して,自己の現状把握に向けて一生懸命に取り組める.
2ndQ
9週 ソフトボール1 ・キャッチボール、バッティングを意図的に出来る。
10週 ソフトボール2 ・守備練習(ノック形式)の中でチームで連携して取り組める。
11週 ソフトボール3 ・試合:レフトポール、ライトポールで試合を実施
12週 バレーボール1 ・サーブ,レシーブ,トス,スパイクの基本動作ができる.
13週 バレーボール2 ・ゲーム内で味方と連携し3段攻撃を実施できる.
14週 バレーボール3 ・ローテーションを理解し,ゲームで発揮できる.
15週 バレーボール4 ・試合運営をすることができる。
16週 バレーボール5 ・勝敗に関わらず、相手を称えることができる。
後期
3rdQ
1週 アルティメット1 ・フォアスルー、バックスルーができる。
・競技ルールを理解できる。
2週 アルティメット2 ・ランニングキャッチができる。
・仲間を狙ってパスができる。
3週 アルティメット3 ・チーム内で戦術や役割を考えて、試合に挑める。
4週 アルティメット4 ・勝敗に関わらず、相手を称えることができる。
5週 バスケットボール1 ・パス、ドリブル、シュートの基本的技術ができる。
6週 バスケットボール2 ・適切な(レイアップ&ミドル)シュートフォームができる.
7週 バスケットボール3 ・スクリーン、ポストプレーなどの専門的技術に積極的に取り組める。
8週 バスケットボール4 ・チーム内で戦術や役割を考えて、試合に挑める。
4thQ
9週 バスケットボール5 ・勝敗に関わらず、相手を称えることができる。
10週 卓球・バレー・バドミントン1(交代制) ・サーブ、フォア、バックハンドの基本的動作ができる.
11週 卓球・バレー・バドミントン2(交代制) ・基本技能を通じた各種ラリーを一定回数以上行うことができる.
12週 卓球・バレー・バドミントン3(交代制) ・ゲームを通じて、勝つための戦術を考えて、実践できる.
13週 卓球・バレー・バドミントン4(交代制) ・種目の切り替わりに適応した行動が取れる.
14週 次年度校内体育大会の選択種目1 ・各種目のチーム編成やスキル向上に努めることができる。
15週 次年度校内体育大会の選択種目2 ・チーム編成を考案したり、作戦を考案して競技力向上に努めることができる。
16週 次年度校内体育大会の選択種目3 ・勝敗に関わらず、相手を称えることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

授業態度集団行動実践力合計
総合評価割合404020100
主体性・自己管理100010
責任感100010
チームワーク010010
コミュニケーション010010
雰囲気作り010010
運営・活動サポート010010
活動量・向上心001010
競技遂行意欲001010
安全管理100010
準備・片付け100010