ディジタル・ファブリケーションⅠ

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 ディジタル・ファブリケーションⅠ
科目番号 0037 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 創造工学科(情報コース) 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 別途提示する.
参考書:製図(原田昭:実教出版)
担当教員 森 隆裕

到達目標

1.機械製図の基本を理解し,2DCADで図面が作成できる.
2.機械部品の構造を理解し,3DCADデータを構築できる.
3.シンプルな形状の機械部品の3DCADデータを構築し,3Dプリンタを用いて実際に出力することができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1機械製図の基本を理解し,2DCADで図面作成できる.2DCADで図面が作成できる.2DCADで図面が作成できない.
評価項目2機械部品の構造を理解し,3DCADデータを構築できる.3DCADデータを構築できる.3DCADデータを構築できない.
評価項目3シンプルな形状の機械部品の3DCADデータを構築し,3Dプリンタを用いて実際にモデリングすることができる.3Dプリンタを用いて実際にモデリングすることができる.3Dプリンタを用いて実際に出力することができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
シンプルな形状の機械部品に関して,2DCADを使った図面の作成能力や3DCADを使った3次元的なモデル構築能力を獲得する.
3Dプリンタを用いて,実際にモデリングしたデータを出力することで,自由なものづくりに関する考え方を獲得する.
授業の進め方・方法:
授業は演習科目であり,授業計画の通り演習および課題の作成を行う.
注意点:
評価割合は各課題それぞれ30%ずつ(合計90%),出席・授業態度10%とし,50 点以上を合格とする.
また,提出期限を過ぎた課題は評価しないものとする.
なお,「不可」となったものに対して救済措置は実施しない.

事前・事後学習、オフィスアワー

【事前学習】 2年次の機械・電気製図の知識・技能を改めて学習しておくこと.
【オフィスアワー】 授業日の16:00~17:00,また随時Teams等で対応する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 機械要素の製図法について 製図法の基本について理解できる.
2週 2DCADの基本操作①
3週 2DCADの基本操作②
4週 2DCADの基本操作③ 2DCADの基本操作を理解し,基本的な図面を書くことができる.
5週 3DCADの基本操作①
6週 3DCADの基本操作②
7週 3DCADの基本操作③ 3D-CADの基礎機能を理解し,部品をモデリングできる.
8週 3Dプリンタの基本について 3Dプリンタの仕組みと使用方法について理解できる.
4thQ
9週 3Dプリンタを用いた機械部品の作成①
10週 3Dプリンタを用いた機械部品の作成②
11週 3Dプリンタを用いた機械部品の作成③ 3Dプリンタ用のモデルを3DCADで作成し,実際に実物を作成することができる.
12週 グループワーク①
13週 グループワーク②
14週 グループワーク③
15週 グループワーク④ グループごとに自ら課題を設定し,実際に実物を作成することができる.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題出席・授業態度合計
総合評価割合9010100
基礎的能力101020
専門的能力80080