到達目標
1.機械製図の基本を理解し,2DCADで図面が作成できる.
2.機械部品の構造を理解し,3DCADデータを構築できる.
3.シンプルな形状の機械部品の3DCADデータを構築し,3Dプリンタを用いて実際に出力することができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 機械製図の基本を理解し,2DCADで図面作成できる. | 2DCADで図面が作成できる. | 2DCADで図面が作成できない. |
評価項目2 | 機械部品の構造を理解し,3DCADデータを構築できる. | 3DCADデータを構築できる. | 3DCADデータを構築できない. |
評価項目3 | シンプルな形状の機械部品の3DCADデータを構築し,3Dプリンタを用いて実際にモデリングすることができる. | 3Dプリンタを用いて実際にモデリングすることができる. | 3Dプリンタを用いて実際に出力することができない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
シンプルな形状の機械部品に関して,2DCADを使った図面の作成能力や3DCADを使った3次元的なモデル構築能力を獲得する.
3Dプリンタを用いて,実際にモデリングしたデータを出力することで,自由なものづくりに関する考え方を獲得する.
授業の進め方・方法:
授業は演習科目であり,授業計画の通り演習および課題の作成を行う.
注意点:
評価割合は各課題それぞれ30%ずつ(合計90%),出席・授業態度10%とし,50 点以上を合格とする.
また,提出期限を過ぎた課題は評価しないものとする.
なお,「不可」となったものに対して救済措置は実施しない.
事前・事後学習、オフィスアワー
【事前学習】 2年次の機械・電気製図の知識・技能を改めて学習しておくこと.
【オフィスアワー】 授業日の16:00~17:00,また随時Teams等で対応する.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
機械要素の製図法について |
製図法の基本について理解できる.
|
2週 |
2DCADの基本操作① |
|
3週 |
2DCADの基本操作② |
|
4週 |
2DCADの基本操作③ |
2DCADの基本操作を理解し,基本的な図面を書くことができる.
|
5週 |
3DCADの基本操作① |
|
6週 |
3DCADの基本操作② |
|
7週 |
3DCADの基本操作③ |
3D-CADの基礎機能を理解し,部品をモデリングできる.
|
8週 |
3Dプリンタの基本について |
3Dプリンタの仕組みと使用方法について理解できる.
|
4thQ |
9週 |
3Dプリンタを用いた機械部品の作成① |
|
10週 |
3Dプリンタを用いた機械部品の作成② |
|
11週 |
3Dプリンタを用いた機械部品の作成③ |
3Dプリンタ用のモデルを3DCADで作成し,実際に実物を作成することができる.
|
12週 |
グループワーク① |
|
13週 |
グループワーク② |
|
14週 |
グループワーク③ |
|
15週 |
グループワーク④ |
グループごとに自ら課題を設定し,実際に実物を作成することができる.
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 課題 | 出席・授業態度 | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 10 | 20 |
専門的能力 | 80 | 0 | 80 |