プログラミング演習

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 プログラミング演習
科目番号 0043 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 創造工学科(情報コース) 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 改訂版よくわかるC 言語
担当教員 タン

到達目標

プログラミングの概念や分岐・ループ・配列・関数などのC言語の基本概念を理解し,プログラムが記述できるるようになる.また,問題を解くためのプログラム作成までの一連の考え方を身につける.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1分岐・ループ・配列・関数などのC言語の基本概念を用いてプログラミングできる.分岐・ループ・配列・関数などのC言語の基本概念を理解できる.分岐・ループ・配列・関数などのC言語の基本概念を理解できない.
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
C 言語を通してプログラム作成の考え方と手順,開発環境の使い方に習熟する.授業は実習を中心として行う.C 言語の基本的な文法,インデント,構造化,ユーザ定義関数,分かりやすいソースリストの書き方を身につける.また,グループ課題を通してプログラミングの基礎を確認できる.
授業の進め方・方法:
前期中間試験40%,提出課題20% ,グループワーク課題40%を総合的に評価し,50 点以上を合格とする.各試験においては達成目標に則した内容の問題を出題する.試験問題のレベルは教科書の練習問題および授業中に出す練習問題と同程度とする.
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 プログラミング環境とC 言語 エディタとコンパイラの使用,基本的なプログラムの作成手順,プログラミング言語の種類およびC 言語の特徴について理解できる.
2週 変数と値,データ型、演算と演算子 printf関数を用いて変数や値の出力表示,基本的なデータ型が分類とC 言語固有の演算子を理解ができる.
3週 制御構造 構造化プログラミングおよび制御構造について理解でき,選択構造と反復構造をもつプログラムの作成ができる.
4週 ユーザ定義関数 関数の役割とユーザ関数の作り方を理解できる.
5週 配列 一次元配列,二次元配列等の定義ができ,配列を使った演算が理解できる.
6週 文字と文字列 文字と文字列の出力をするプログラミングが理解できる.
7週 小まとめ 6回までのプログラミングができる.
8週 (前期中間試験)
2ndQ
9週 ポインタ ポインタの意味を理解し,ポインタを使って変数や配列の参照ができる.
10週 構造体 構造体の定義について理解でき,構造体を使ったプログラムの作成ができる.
11週 ファイル処理 ファイルのオープン,クローズ等の基本的なファイル操作の手順が理解でき,簡単なテキストファイルを読み書きできる.
12週 グループ課題1 課題に対するフローを説明できる.
13週 グループ課題2 課題に対するプログラミングができる.
14週 グループ課題3 課題に対するプログラミングができる.
15週 グループ課題4 課題に対するまとめが理解・説明できる.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理力学物体に作用する力を図示することができる。4
力の合成と分解をすることができる。4
質点にはたらく力のつりあいの問題を解くことができる。4
重力、抗力、張力、圧力について説明できる。4
フックの法則を用いて、弾性力の大きさを求めることができる。4
力のモーメントを求めることができる。4
剛体における力のつり合いに関する計算ができる。4
重心に関する計算ができる。2
専門的能力分野別の専門工学機械系分野力学荷重が作用した時の材料の変形を説明できる。4
応力とひずみを説明できる。4
フックの法則を理解し、弾性係数を説明できる。4
許容応力と安全率を説明できる。4
引張荷重や圧縮荷重が作用する棒の応力や変形を計算できる。4
両端固定棒や組合せ棒などの不静定問題について、応力を計算できる。4
線膨張係数の意味を理解し、熱応力を計算できる。4
ねじりを受ける丸棒のせん断ひずみとせん断応力を計算できる。4
丸棒および中空丸棒について、断面二次極モーメントと極断面係数を計算できる。4
軸のねじり剛性の意味を理解し、軸のねじれ角を計算できる。4
はりの定義や種類、はりに加わる荷重の種類を説明できる。4
はりに作用する力のつりあい、せん断力および曲げモーメントを計算できる。4
各種の荷重が作用するはりのせん断力線図と曲げモーメント線図を作成できる。4
曲げモーメントによって生じる曲げ応力およびその分布を計算できる。4
各種断面の図心、断面二次モーメントおよび断面係数を理解し、曲げの問題に適用できる。4
各種のはりについて、たわみ角とたわみを計算できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000040100
基礎的能力4000002060
専門的能力1000001020
分野横断的能力1000001020