機械・電気製図

科目基礎情報

学校	鶴岡工業高等専門学校	開講年度	令和05年度 (2023年度)
授業科目	機械・電気製図
科目番号	0050	科目区分	専門 / 必修
授業形態	演習	単位の種別と単位数	履修単位: 1
開設学科	創造工学科（情報コース）	対象学年	3
開設期	前期	週時間数	2
教科書/教材	「2年機械・電気製図」で使ったテキスト
担当教員	森 隆裕

到達目標

１．機械製図・電気製図の内容を理解し，2DCADで図面作成できる．
２．機械部品，組立て，動作までを理解し，3DCADデータを構築できる．
３．自分で考えた現実的なモデルについて，3DCADを用いて部品から組み立てまでを実現できる．

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目1	機械製図，電気製図の内容を理解し，2DCADで図面作成できる．	2DCADで図面が作成できる．	2DCADで図面が作成できない．
評価項目2	機械部品，組立て，動作までを理解し，3DCADデータを構築できる．	3DCADで部品，組立て，動作までを実現できる．	3DCADで部品，組立て，動作を実現できない．
評価項目3	自分で考えた現実的なモデルについて，3DCADを用いて部品から組み立てまでを実現できる．	自分で考えたモデルについて，3DCADを用いて部品から組み立てまでを実現できる．	自分で考えて3DCADを用いて部品から組み立てまでを実現できない．

学科の到達目標項目との関係

(D) 専門分野の知識と情報技術を身につける。

教育方法等

概要:

一般的な機械・電気製図に関して，2DCADを使った図面の作成能力や3DCADを使った３次元的なモデル構築能力を獲得する．

授業の進め方・方法:

授業は演習科目であり，授業計画の通り演習および課題の作成を行う．

注意点:

評価割合は各課題それぞれ30％ずつ（合計90%），授業態度10％とし，50 点以上を合格とする．
また，提出期限を過ぎた課題は評価しないものとする．
なお，「不可」となったものに対して救済措置は実施しない．

事前・事後学習、オフィスアワー

【事前学習】　２年次の機械・電気製図の知識・技能を改めて学習しておくこと．
【オフィスアワー】　授業日の16：00～17：00，また随時Teams等で対応．

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	3DCADにより「サーフェス」の演習．	3DCADの「サーフェス」機能を理解し適用できる．
		2週	3DCADにより「アセンブリ」の演習．	3DCADの「アセンブリ」機能を理解し適用できる．
		3週	課題１：3DCADにより「フランジ形たわみ軸継手」を作図する．
		4週	課題１：3DCADにより「フランジ形たわみ軸継手」を作図する．
		5週	課題１：3DCADにより「フランジ形たわみ軸継手」を作図する．
		6週	課題１：3DCADにより「フランジ形たわみ軸継手」を作図する．	機械部品，組立て，動作までを理解し，3DCADデータを構築できる．
		7週	課題２：2DCADにより「フランジ形たわみ軸継手」を作図する．
		8週	課題２：2DCADにより「フランジ形たわみ軸継手」を作図する．
	2ndQ
		9週	課題２：2DCADにより「フランジ形たわみ軸継手」を作図する．
		10週	課題２：2DCADにより「フランジ形たわみ軸継手」を作図する．	機械製図，電気製図の内容を理解し，2DCADで図面作成できる．
		11週	課題３：3DCADにより独自の部品を作成し組立を行う．
		12週	課題３：3DCADにより独自の部品を作成し組立を行う．
		13週	課題３：3DCADにより独自の部品を作成し組立を行う．
		14週	課題３：3DCADにより独自の部品を作成し組立を行う．
		15週	課題３：3DCADにより独自の部品を作成し組立を行う．	自分で考えた現実的なモデルについて，3DCADを用いて部品から組み立てまでを実現できる．
		16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類		分野	学習内容	学習内容の到達目標	到達レベル	授業週
専門的能力	分野別の専門工学	機械系分野	製図	図面の役割と種類を適用できる。	4
				製図用具を正しく使うことができる。	4
				線の種類と用途を説明できる。	4
				物体の投影図を正確にかくことができる。	4
				製作図の書き方を理解し、製作図を作成することができる。	4
				公差と表面性状の意味を理解し、図示することができる。	4
				部品のスケッチ図を書くことができる。	4
				CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。	4
				ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの機械要素の図面を作成できる。	4

評価割合

	課題	取り組み姿勢	合計
総合評価割合	90	10	100
基礎的能力	20	10	30
専門的能力	70	0	70