電気・電子回路Ⅰ

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 電気・電子回路Ⅰ
科目番号 0059 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造工学科(情報コース,DDコース情報系) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 電気回路 実教出版
担当教員 安齋 弘樹

到達目標

オームの法則、キルヒホッフの法則を利用し、直流回路の計算を行うことができる。
直流交流電気回路の解析をとおして、回路の機能、特徴を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 直流回路の計算能力オームの法則・キルヒホッフの法則を適切に使い分け、複雑な合成抵抗を含む回路でも正確に計算(電圧・電流・電力)できる。基本的な直流回路において、オームの法則や法則を用いて概ね正しく計算できるが、複雑な回路ではミスが見られる。法則の使い分けができず、基本的な回路の計算も自力で行うことができない。
評価項目2 回路の解析と説明能力回路構成からその機能や特徴(電圧降下の影響など)を論理的に説明し、解析結果を正しく導き出せる。回路の動作を理解しており、簡単な言葉や図を用いて機能の特徴を説明することができる。回路の構成図を見てもその役割や特徴を理解できず、説明することができない。

学科の到達目標項目との関係

D D 説明 閉じる

教育方法等

概要:
産業界にある電気・電子機器や工作機械などは,電気回路の知識なしでは成り立たない.基幹産業を支える重要な専門科目である.本講義では,電気回路を解析するための基礎的な考え方や各種法則を学び,例題等をとおして解析方法を身につけていく.
授業の進め方・方法:
対面式講義による授業を行う.
定期試験(前期中間試験22%,前期末試験22%,後期中間試験22%,学年末試験22%),課題12% (課題提出期限の厳守なども評価)として総合的に評価する.
各試験は,達成目標に即した内容を選定して出題する.試験問題のレベルは,教科書,板書ならびに授業ノートと同程度とする.総合評価50 点以上を合格とする.
注意点:
教科書の例題、練習問題以外にもさらに多くの問題を解くことが理解を深めるために必要である。
総合評価の点数が50点未満の場合,申し出があれば再試験またはレポートによる評価を実施する.

事前・事後学習、オフィスアワー

オフィスアワーは,月曜日14:30~16:00,木曜日14:30~16:00とするが,教員室に在室しているときであれば,いつでも可能である.遠隔授業のときは,Teamsやメール等で対応する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オームの法則
抵抗の直列接続と並列接続
オームの法則、キルヒホッフの法則を利用し、直流回路の計算を行うことができる。
2週 電圧源と電流源
内部抵抗を考慮した電源回路
電圧源と電流源の回路中での取り扱いかたがわかる.
相互に等価な電圧源と電流源がわかる.
3週 電力とキルヒホッフの法則 電力を求めることができる.
キルヒホッフの法則を説明できる.
キルヒホッフの法則をもとに回路計算ができる.
4週 電力とキルヒホッフの法則 電力を求めることができる.
キルヒホッフの法則を説明できる.
5週 回路方程式
Y結線とΔ結線
直流回路の解析において,各種解法をつかって解析できる.
Y結線とΔ結線の変換ができる.
6週 回路方程式
直流回路の解析において,各種解法をつかって解析できる.
7週 回路方程式
直流回路の解析において,各種解法をつかって解析できる.
8週 重ね合わせの定理
テブナンの定理
ノートンの定理
原理,各定理を適用して回路計算ができる.
2ndQ
9週 重ね合わせの定理
テブナンの定理
ノートンの定理
原理,各定理を適用して回路計算ができる.
10週 正弦波交流に対する回路素子での電圧と電流 抵抗,インダクタ,キャパシタの各素子における電流と電圧の関係が理解できる.
11週 正弦波交流に対する回路素子での電圧と電流 抵抗,インダクタ,キャパシタの各素子における電流と電圧の関係が理解できる.
12週 正弦波交流の複素数表示 正弦波交流を複素数で表現できる.
正弦波交流に対する微分と積分の表現が理解できる.
13週 フェーザ表示とインピーダンス フェーザ表示ができる.
各素子のインピーダンスとアドミタンスの表示ができる.
14週 交流電力 交流電力が計算できる.
15週 交流電力 交流電力が計算できる.
16週
後期
3rdQ
1週 交流に対する直列回路 RLまたはRC直列回路の解析ができる.
2週 交流に対する直列回路 RLまたはRC直列回路の解析ができる.
3週 交流に対する直列回路 RLまたはRC直列回路の解析ができる.
4週 交流に対する並列回路 RLまたはRC並列回路の解析ができる.
5週 交流に対する並列回路 RLまたはRC並列回路の解析ができる.
6週 交流に対する並列回路 RLまたはRC並列回路の解析ができる.
7週 共振回路 RLC共振回路の解析ができる.
8週 共振回路 RLC共振回路の解析ができる.
4thQ
9週 相互誘導回路 相互誘導回路のインピーダンス,等価回路,結合係数が計算できる.
10週 相互誘導回路 相互誘導回路のインピーダンス,等価回路,結合係数が計算できる.
11週 交流信号の諸量 平均値,実効値,波形率,波高値,波高率の定義を表示できる.計算できる.
12週 二端子対回路とF行列 F行列を使った二端子対回路の入出力関係の式を表示できる.回路計算ができる.
13週 二端子対回路とインピーダンス行列 インピーダンス行列を使った二端子対回路の入出力関係の式を表示できる.回路計算ができる.
14週 二端子対回路とアドミタンス行列 アドミタンス行列を使った二端子対回路の入出力関係の式を表示できる.回路計算ができる.
15週 二端子対回路とハイブリッド行列 ハイブリッド行列を使った二端子対回路の入出力関係の式を表示できる.回路計算ができる.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力創造性・デザイン能力創造性創造性専門分野以外の多様なものの捉え方や視点の重要性を認識し、受け入れることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

試験課題合計
総合評価割合8812100
基礎的能力661278
専門的能力22022
分野横断的能力000