到達目標
“政治”については、日本国憲法を基礎に政党や自治体の諸相を、“経済”に関しては、資本主義体制下の産業構造等の特質を、それぞれ理解できる。また、これを前提として、現代日本社会における政治・経済システムの諸問題を認識することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 日本における政党や自治体の諸相を説明できる | 日本における政党や自治体の諸相を理解する | 日本における政党や自治体の諸相が理解できない |
評価項目2 | 資本主義体制下の産業構造等の特質を説明できる | 資本主義体制下の産業構造等の特質を理解する | 資本主義体制下の産業構造等の特質を理解できない |
評価項目3 | 現代日本社会における政治・経済システムの諸問題を説明できる | 現代日本社会における政治・経済システムの諸問題を理解する | 現代日本社会における政治・経済システムの諸問題を理解できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
現代日本における政治・経済の特性を概説。
授業の進め方・方法:
座学・講義形式。担当教員が時事の問題や話題を取り上げながら、背景にある法律・制度・システムについて、黒板に要点をまとめながら説明する。
注意点:
少なくとも板書事項は記録しておき、各自で授業内容を再整理できるようつとめる。
総合評価は、定期試験70%(前期中間・前期末・後期中間各15%、学年末試験25%)、課題・レポート等の提出物20%、授業の出席状況や態度10%の割合で行う。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1-1-①民主政治の成立 |
民主政治の基本原理について、その成り立ちを歴史的な観点から理解する。
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2週 |
1-1-②法の支配 1-1-③基本的人権の確立 |
法の種類、機能について理解する。人権の意義と歴史的経緯および人権の国際化の現状について理解する。
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3週 |
1-1-④現在の民主政治 |
議院内閣制と大統領制の形態について理解する。
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4週 |
1-1-⑤世界のおもな政治体制 |
議院内閣制と大統領制の形態について理解する。
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5週 |
1-2-①日本国憲法の制定と基本原理
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日本国憲法の成立過程と三大基本原理について歴史的な経緯を踏まえながら理解する。
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6週 |
1-2-②基本的人権の保障 |
日本国憲法が保障する基本的人権について理解する。
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7週 |
1-2-③平和主義 |
日本国憲法の根本理念である平和主義について理解する。
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8週 |
1-3-①国会と立法 |
国会が「国権の最高機関」とされることの意義と三権分立との関係を理解する。
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2ndQ |
9週 |
1-3-②内閣と行政
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内閣の機能や内閣総理大臣の権限を理解する。
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10週 |
1-3-③裁判所と司法(1) |
司法のあり方について理解する。
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11週 |
1-3-③裁判所と司法(2) |
司法のあり方について理解する。
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12週 |
1-3-④地方自治 |
地方自治の意義とあり方、国と地方との関係を理解する。
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13週 |
1-4-①戦後政治と政党 |
民主政治における政党や利益集団の意義と役割、ならびに選挙の意義を理解する。
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14週 |
1-4-②選挙と政治意識 |
民主政治における政党や利益集団の意義と役割、ならびに選挙の意義を理解する。
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15週 |
1-4-③世論と政治参加 |
マスメディアの現状とあり方について理解する。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
2-1-①資本主義体制の成立と発展 |
資本主義経済成立の歴史的経緯、および特徴や変遷について理解する。
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2週 |
2-1-②現代経済の特質 2-2-①経済主体と経済の循環 |
グローバル化や情報化が進む今日の資本主義経済の特徴について理解する。
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3週 |
2-2-②生産のしくみと企業 |
資本主義経済を支える企業活動について理解する。
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4週 |
2-2-③市場経済の機能と限界(1) 2-2-③市場経済の機能と限界(2)
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資本主義経済の核心をなしている市場の働き、および市場の失敗について理解する。
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5週 |
2-2-④国民所得と経済成長 |
国民経済をマクロ的にとらえることの意義を理解する。
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6週 |
2-2-⑤金融のしくみと機能 |
金融の基本的なしくみとともに銀行や中央銀行が果たす役割について理解する。
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7週 |
2-2-⑥財政のしくみと機能 |
租税の意義や財政の基本的な役割を理解する。
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8週 |
2-3-①経済再建から高度成長へ |
第二次世界大戦後の日本経済復興期の諸改革や高度経済成長にいたる経緯と背景について理解する。
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4thQ |
9週 |
2-3-②オイル・ショック後の日本経済 |
オイル・ショック後の日本経済の変容と産業構造の変化について理解する。
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10週 |
2-3-③日本経済の現状 |
「構造改革」の特徴と影響、世界金融危機や東日本大震災後の日本経済の現状について理解する。
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11週 |
2-4-①公害と環境保全 |
公害問題の現状を理解する。
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12週 |
2-4-②消費者問題 2-4-③農業・食料問題 |
経済発展の関係性、消費者問題、農業・食料問題の現状を理解する。
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13週 |
2-4-④中小企業の現状と課題 |
中小企業の地位と役割について学び、日本の中小企業の現状と課題について理解する。
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14週 |
2-4-⑤雇用と労働問題 |
労働問題と労働運動の歴史的経緯、雇用環境の変化と現代の労働問題について理解する。
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15週 |
2-4-⑥社会保障と福祉 |
社会保障制度の歴史について外国も含めた発展の経緯について理解する。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 情報系分野【実験・実習能力】 | 情報系【実験・実習】 | 与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。 | 4 | |
フローチャートなどを用いて、作成するプログラムの設計図を作成することができる。 | 4 | |
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 4 | |
問題を解決するために、与えられたアルゴリズムを用いてソースプログラムを記述し、得られた実行結果を確認できる。 | 4 | |
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 課題・レポート | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 20 | 0 | 10 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 60 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 20 | 10 | 0 | 10 | 0 | 0 | 40 |