到達目標
シーケンス制御,コンピュータセキュリティ,パルス回路,アルゴリズム応用技術に関する実験・実習を通じてシーケンス制御,セキュリティ技術,電気・電子回路,プログラミングに関する実践的能力を身につける。また,実験レポート作成を通じて基本的なレポートの書き方に習熟する。
テーマに応じた適切な統計手法によりデータの分析・考察を行い、それらを可視化する手法を習得する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 積極的に実験に取り組み,実験内容を理解するだけでなく,工夫することができる。 | 積極的に実験に取り組み,実験内容を理解できる。 | 実験内容が理解できない。 |
評価項目2 | 実験レポートの書き方に従った適切なレポートを書くことができる。 | 実験レポートの書き方に従ったレポートを書くことができる。 | 実験レポートの書き方に従ったレポートを書くことができない。 |
評価項目3 | 実験装置やソフトウェアを安全かつ適切に使うことができる。 | 実験装置やソフトウェアを指導書を参考にして使うことができる。 | 実験装置やソフトウェアを指導書を参考にして使うことができない。 |
学科の到達目標項目との関係
(G) 情報工学分野を主とした幅広い知識と技術を活用して,実験・実習による実践力を身につける。
説明
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教育方法等
概要:
シーケンス制御,コンピュータセキュリティ,パルス回路,整列アルゴリズムの計算量に関する実験・実習を行います。また,実験レポート作成を通じて,レポートの書き方を学びます。
授業の進め方・方法:
4つのテーマに取り組みます。実験・実習終了後に,実験・実習の内容をレポートにまとめ報告してください。
実験・実習への取り組み20%,レポート80%で総合評価し,60点以上を合格とします。
注意点:
積極的に取り組み実際に体験することが重要です。授業で学んだことを実験・実習を通して理解を深めることが大切です。工学レポートの書き方に留意し,分かりやすいレポートの作成を心がけてください。提出期限を守ることも重要なことです。
オフィスアワー: 授業日 15:00~16:00
事前・事後学習、オフィスアワー
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
実験・実習の進め方を理解する。
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2週 |
シーケンス制御 ラダー回路 |
ラダー回路の読み方と実践的シーケンサ制御技術を習得する。
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3週 |
ラダー回路 |
ラダー回路の読み方と実践的シーケンサ制御技術を習得する。
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4週 |
シーケンサによる押しボタン横断歩道の制御 |
専用シーケンサを用いたシーケンス制御が分かる。
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5週 |
"PythonによるAIモデルの開発① 決定木モデル" |
Pythonのscikit-learnを用いて、決定木モデルのプログラムを作成できる。
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6週 |
"PythonによるAIモデルの開発② 主成分分析,ロジスティック回帰" |
Pythonのscikit-learnを用いて、主成分分析とロジスティック回帰を行なうプログラムを作成できる。
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7週 |
"PythonによるAIモデルの開発③ DeepLearningによる画像認識" |
PythonのKerasを用いて、DeepLearningによる画像認識を行なうプログラムを作成できる。
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8週 |
整列プログラムの時間計算量 バブルソート,クイックソートプログラムの作成 |
バブルソート法,クイックソート法のアルゴリズムを理解し,C言語でプログラムを作成し,実行することができる。
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2ndQ |
9週 |
プログラム実行時間の測定 |
実験に使用するデータを自分で判断し用意することができる。プログラム実行時間を測定することができる。
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10週 |
プログラム実行時間と計算量 |
プログラム実行時間と計算量の関係を考察することができる。
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11週 |
数値シミュレーション 最小二乗法による曲線近似(1次関数,2次関数)プログラムの作成 |
C言語で1次関数,2次関数による最小二乗法のプログラムを作成できる。
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12週 |
最小二乗法による曲線近似(3次関数)プログラムの作成 |
C言語で3次関数による最小二乗法のプログラムを作成できる。
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13週 |
最小二乗法による曲線近似(指数関数)プログラムの作成 、時系列データの分析と考察 |
C言語で指数関数による最小二乗法のプログラムを作成できる。ばらつくデータに最小二乗法を適用して近似曲線を導くことができる。
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14週 |
レポート提出 |
最終テーマのレポートを期限内に提出する。
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15週 |
レポート返却と解説 |
自分のレポートの問題点を理解する。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 情報系分野【実験・実習能力】 | 情報系【実験・実習】 | 与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。 | 4 | |
フローチャートなどを用いて、作成するプログラムの設計図を作成することができる。 | 4 | |
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 4 | |
問題を解決するために、与えられたアルゴリズムを用いてソースプログラムを記述し、得られた実行結果を確認できる。 | 4 | |
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 80 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 40 | 60 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 40 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |