4年生で網羅出来なかった初級文法のうち、比較表現、再帰動詞、再帰代名詞、受動態、接続法などの理解を深める。初級文法が終わったら、自ら辞書を引き、初歩の文字テキストの読解にチャレンジできることを目指す。
概要:
初級文法の残りを仕上げる。平易な文字テキストを講読する。
授業の進め方・方法:
文法説明、語彙説明をもとに文例の音読、和訳、さらに練習問題と進める。授業の最後に毎回、文法についての暗唱試験、初級文法が終わった後は授業で扱うテキストから、ある程度まとまった文の暗唱試験を実施する。
注意点:
・前期開講のクラスと後期開講のクラスがあるが、毎回の授業内容については前期のみ記す。後期開講のクラスも前期開講のクラスに準ずる。
・学修単位の授業なので、初級文法終了後はテキストの下調べをした上で授業に臨む事を求める。
・口頭での暗唱試験は1回2点満点とし、滞り無く言えれば2点、滞ったり、教員のヒント、手助けがあって出来た場合1点、ヒントがあっても出来なかった場合は0点。なお、口頭試験の結果に納得出来ない場合は何度でもやり直しを認める。
・期末試験2回分に 50%、暗唱試験に 20%、レポートに 10%、授業での 担当箇所の発表の評価に 20% を配分して最終評価とし、60% 以上を合格とする。
参考書:中島悠爾・平尾浩三・朝倉巧著:改訂版 必携ドイツ文法総まとめ.白水社
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
完了時制の復習 |
現在完了の用法が英語と異なる面があることを理解し、現在分詞、過去分詞の使い方等を確認する。
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2週 |
形容詞、副詞の比較変化 |
原級、比較級の表現に習熟する。
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3週 |
形容詞、副詞の比較変化 |
最上級表現に習熟する。
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4週 |
再帰表現 |
再帰代名詞の格変化を覚える。再帰動詞の使い方が分かるようになる。
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5週 |
受動態 |
受け身の助動詞としてのwerdenを理解し、動作主をぶら下げる前置詞vonとdurchを覚える。状態受動の助動詞seinを覚え、また不定代名詞manを主語とする能動文がなぜ準受動表現として使われるのかを理解出来るようになる。
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6週 |
接続法の作り方 |
法が定形動詞を分類するカテゴリーであり、直説法、命令法、接続法の3種類あることを理解し、例えば過去形は定形動詞であることを知る。4年生で覚えたmöchteの人称変化をもとに、接続法I式、II式の作り方を理解出来るようになる。
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7週 |
接続法の用法整理 |
要求話法、間接引用、非現実話法の実際を観察し、英語の仮定法の復習を兼ねる。
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8週 |
まとめと中間試験 |
初級文法のおさらいをし、習熟度の確認をする。
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4thQ |
9週 |
テキスト講読 |
事前に下調べし、少し手強いテキストと格闘する経験を積む。下調べではたどり着けなかったところを授業で理解出来るようになる。
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10週 |
テキスト講読 |
事前に下調べし、少し手強いテキストと格闘する経験を積む。下調べではたどり着けなかったところを授業で理解出来るようになる。
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11週 |
テキスト講読 |
事前に下調べし、少し手強いテキストと格闘する経験を積む。下調べではたどり着けなかったところを授業で理解出来るようになる。
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12週 |
テキスト講読 |
事前に下調べし、少し手強いテキストと格闘する経験を積む。下調べではたどり着けなかったところを授業で理解出来るようになる。
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13週 |
テキスト講読 |
事前に下調べし、少し手強いテキストと格闘する経験を積む。下調べではたどり着けなかったところを授業で理解出来るようになる。
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14週 |
テキスト講読 |
事前に下調べし、少し手強いテキストと格闘する経験を積む。下調べではたどり着けなかったところを授業で理解出来るようになる。
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15週 |
まとめと期末試験 |
テキストのおさらいをし、習熟度の確認をする。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 3 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 3 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 3 | |
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 3 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 2 | |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 2 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 2 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 2 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 2 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 2 | |