到達目標
展開や因数分解などの整式の計算ができる。約分や通分をして分数式の計算ができる。2次方程式の解を求めることができ,複素数の計算もできる。2次関数のグラフを描け,不等式も解くことができる。指数関数・対数関数の概念を理解し,その性質を利用した計算ができ,そのグラフを描くことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 剰余の定理を理解し,因数定理を用いて3次式以上の整式の因数分解ができる。 | 公式を用いて整式の展開・因数分解ができる。分数式の四則計算ができる。 | 整式の基本的な展開・因数分解ができない。分数式の四則計算ができない。 |
評価項目2 | 2次関数のグラフを描くことができ,そのグラフを利用して2次不等式を解くことができる。 | 2次関数のグラフを描くことができる。 | 2次関数のグラフを描くことができない。 |
評価項目3 | 指数方程式・指数不等式を解くことができる。 | 指数法則も含んだ指数の基本的な計算ができる。指数関数のグラフを描くことができる。 | 指数の基本的な計算ができない。指数関数のグラフを描くことができない。 |
評価項目4 | 対数方程式・対数不等式を解くことができる。 | 対数法則も含んだ対数の基本的な計算ができる。対数関数のグラフを描くことができる。 | 対数の基本的な計算ができない。対数関数のグラフを描くことができない。 |
学科の到達目標項目との関係
(C) 化学および生物工学の基礎としての数学,自然科学の基礎学力を身につける。
説明
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教育方法等
概要:
複素数の基本事項から始め2次方程式の解法や解と係数の関係,解と判別式との関係について学ぶ。その後2次関数の基本事項について学びグラフの描き方や2次不等式への応用を学ぶ。指数や対数について学び,指数関数や対数関数について学習を深める。
授業の進め方・方法:
基本事項を説明し,例で確認した後,問題演習の時間をとる。
注意点:
前期中間試験15%,前期末試験15%,後期中間試験15%,学年末試験15%,その他授業中に行うテスト(課題テスト・小テスト等)15%,レポート15%、授業への取り組み10%で評価し,総合評価50点以上を合格とする。各試験においては達成目標に即した内容を出題する。試験問題のレベルは授業で取り扱った問題と同程度とする。再試験は年度当初の授業で口頭で説明する。
事前・事後学習、オフィスアワー
オフィスアワー:授業当日の16:00〜17:00。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
整式の加法・減法・乗法(1) |
整式を理解し,整式の積を計算できる。展開公式を使うことができる。
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2週 |
整式の加法・減法・乗法(2) |
公式を適用して因数分解ができる。たすき掛けが分かる。
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3週 |
因数分解,整式の除法 |
整式の除法を理解し,商と余りを計算できる。商と余りの関係を理解できる。
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4週 |
剰余の定理と因数定理 |
剰余の定理・因数定理が理解でき,余りや因数を求めることができる。
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5週 |
因数定理による因数分解 |
因数定理を用いて高次の整式を因数分解できる。
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6週 |
分数式の四則計算 |
分数式を理解し,分数式の約分・通分・四則計算ができる。
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7週 |
演習 |
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
平方根・絶対値・複素数 |
平方根の四則計算ができ,分母の有理化ができる。絶対値の計算ができる。複素数の計算ができる。
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10週 |
2次方程式 |
2次方程式の解を解の公式で求めることができ,判別式が理解できる。
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11週 |
解と係数の関係 |
2次方程式の解と係数の関係を理解することができる。
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12週 |
2次関数(1) |
2次関数の一般形を標準形に変形でき,平行移動を理解し,グラフを描くことができる。
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13週 |
2次関数(2) |
2次関数を決定できる。
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14週 |
2次関数(3) |
定義域・値域,最大値と最小値を求めることができる。
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15週 |
2次関数(4) |
グラフのx軸との共有点を求めることができる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
不等式の解法(1) |
1次不等式を解くことができる。
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2週 |
不等式の解法(2) |
2次不等式を解くことができる。
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3週 |
いろいろな関数・方程式(1) |
分数関数のグラフを描くことができ、漸近線の方程式を求めることができる。
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4週 |
いろいろな関数・方程式(2) |
分数方程式を解くことができる。
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5週 |
いろいろな関数・方程式(3) |
無理関数のグラフを描くことができる。
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6週 |
いろいろな関数・方程式(4) |
無理方程式を解くことができる。
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7週 |
恒等式 |
恒等式を理解し,係数比較法や数値代入法を使って問題を解くことができる。
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8週 |
中間試験
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4thQ |
9週 |
累乗根
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累乗根を理解し,指数法則を使って計算することができる。
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10週 |
指数の拡張 |
拡張された指数の法則を使って計算することができる。
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11週 |
指数関数(1) |
指数関数を理解し,グラフを描くことができる。
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12週 |
指数関数(2) |
指数方程式・不等式を解くことができる。
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13週 |
対数 |
対数の性質を理解し,対数の計算ができる。底の変換を理解し,対数の性質を使いながら計算することができる。
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14週 |
対数関数(1)
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対数関数を理解し,グラフを描くことができる。
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15週 |
対数関数(2)
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対数方程式・不等式を解くことができる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。 | 3 | |
因数定理等を利用して、4次までの簡単な整式の因数分解ができる。 | 3 | |
分数式の加減乗除の計算ができる。 | 3 | |
実数・絶対値の意味を理解し、絶対値の簡単な計算ができる。 | 3 | |
平方根の基本的な計算ができる(分母の有理化も含む)。 | 3 | |
複素数の相等を理解し、その加減乗除の計算ができる。 | 3 | |
解の公式等を利用して、2次方程式を解くことができる。 | 3 | |
因数定理等を利用して、基本的な高次方程式を解くことができる。 | 3 | |
簡単な連立方程式を解くことができる。 | 3 | |
無理方程式・分数方程式を解くことができる。 | 3 | |
1次不等式や2次不等式を解くことができる。 | 3 | |
恒等式と方程式の違いを区別できる。 | 3 | |
2次関数の性質を理解し、グラフをかくことができ、最大値・最小値を求めることができる。 | 3 | |
分数関数や無理関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 3 | |
簡単な場合について、関数の逆関数を求め、そのグラフをかくことができる。 | 3 | |
累乗根の意味を理解し、指数法則を拡張し、計算に利用することができる。 | 3 | 前1 |
指数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 3 | |
指数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。 | 3 | |
対数の意味を理解し、対数を利用した計算ができる。 | 3 | |
対数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 3 | |
対数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。 | 3 | |
評価割合
| 定期試験 | 課題テスト・小テスト | レポート | 取組 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 15 | 15 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 15 | 15 | 10 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |